【ワシントン共同】トルコの通貨リラの急落が新興国全体に波及し、アルゼンチンやインド、南アフリカなどの通貨が対ドルで軒並み大幅下落している。震源地トルコの対応が後手に回り、投資家に不安が広がった。アルゼンチンは政策金利を年45%まで引き上げる緊急事態に。通貨下落の根底には米国の利上げがあり、リラ・ショックを契機に資金を新興国から米国に移す動きが強まっている。
リラ急落の影響で日米欧の金融市場に動揺が広がった。13日には日経平均株価の終値が約1カ月ぶりの安値をつけたほか、米欧の株式市場も下落した。日経平均は14日、割安感が出たとして買い戻され大幅に反発した。
2018/8/15
新興国の通貨、軒並み急落 トルコが震源、日米欧動揺
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