【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)は1日、年2千億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対し検討している第3弾の追加関税について、当初の10%から25%に引き上げると発表した。中国の知的財産権侵害を理由とした制裁関税は7月発動の第1弾、近く実施する第2弾と合わせ年間2500億ドル相当に膨らみ、中国からの輸入額の約5割を対象とする強硬措置になる。
対中制裁を一段と強化し、中国に不公正貿易の是正を迫るのが狙い。
中国はこれまで必ず報復しており、両国間の「貿易戦争」の深刻化は必至だ。
2018/8/03
米、中国製品5割に高関税 制裁対象拡大、22兆円分
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