8月1日から所得の高い高齢者を対象に、介護保険サービス利用の自己負担が2割から3割に引き上げられる。厚生労働省の推計では、負担増となるのは利用者全体の3%弱に当たる約12万人。何割負担かを記した「負担割合証」を市区町村が送付しているが、「なぜ自分が3割なのか」との問い合わせも。必要なサービスの利用をやめる人が出る恐れも指摘されている。
3割負担の導入は、昨年5月の改正介護保険関連法成立で決まった。高齢化の進行に伴う社会保障費の伸びを抑える狙いがある。
東京都世田谷区では、要介護認定を受けている人の13・6%に当たる約5400人が対象になるという。
2018/7/30
8月から介護に3割自己負担 高所得者12万人が対象
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