2018/7/05

国の税収26年ぶり高水準 17年度58兆7874億円

財務省が4日発表した国の17年度一般会計決算は、税収が前年度比6・0%(約3兆3千億円)増の58兆7874億円だった。17年末の株価上昇や好調な企業業績により、バブル期直後の1991年度以来26年ぶりの高水準。見積もりとの比較では1兆1千億円近く上回り、一時的な理由を除いた約7千億円は18年度の上振れ要因になると同省はみている。
 17年度は、所得税が7・2%増の18兆8815億円。株の売却益や配当の伸びが貢献したほか、会社員の給料がやや上向いたこともプラスに働いた。
 法人税は16・1%増の11兆9953億円。消費税は1・7%増の17兆5138億円だった。

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