【サンパウロ共同】河野太郎外相は20日午前(日本時間同日午後)、訪問先のブラジル・サンパウロで中南米諸国向けに演説し、北朝鮮に非核化への具体的行動を促すため、国際社会が一致して圧力を維持する必要があると指摘した。「対北朝鮮制裁を緩和するタイミングを間違ってはならない」と述べた。
貿易体制を巡っては、保護主義的な通商政策を強めるトランプ米政権に対し「逆戻りはショックだ」と強調。「日本は自由で開放的な国際経済体制が世界の繁栄を守ると信じている」と訴えた。米国を除く11カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)への中南米諸国の参加を歓迎する意向を示した。
2018/5/21
「北朝鮮へ圧力維持を」 河野外相、中南米向け演説
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