【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は2日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを見送った。焦点の物価に関しては、会合後の声明で「上昇率は中期的に年2%近辺で推移することが見込まれる」と指摘し、目標達成に自信を示した。6月12、13日に開く次回会合で利上げを決める方針だ。
金融政策決定の投票権を持つパウエルFRB議長ら8人全員の賛成で、主要政策金利を年1・50~1・75%に据え置くことを決めた。3月下旬に実施した前回の利上げから間もないため、景気の動向をしばらく見極めるのが適切と判断した。
2018/5/04
米FRB、6月利上げ方針 物価目標達成に自信
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