経団連は25日、2018年春闘の第1回集計を発表した。定期昇給やベースアップを含む大手企業の月給の賃上げ率は平均で2・54%と前年より0・36ポイント上昇。回答額は1466円アップの8621円だった。賃上げ率は5年連続で2%を超え、回答額は1994年以来の水準となった。
ただ、安倍政権がデフレからの完全脱却で経済界に要請した3%の賃上げには届かなかった。経団連は「ボーナスなどを含む年収ベースでは、3%を上回る企業も相当出ているのではないか」としている。
内訳では製造業のアップ率は2・56%で回答額は8302円。非製造業は2・49%、9736円だった。
2018/4/26
春闘集計、大手賃上げ2・54% 安倍政権要請届かず
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