経済産業省は11日、クレジットカードや電子マネー、スマートフォンを支払いに使う「キャッシュレス化」の推進に向けた提言をまとめた。現在約20%にとどまっている現金以外の比率を将来的に80%に引き上げることを目指す。企業の省力化につなげて人手不足に対応するほか、ビッグデータを活用した産業育成を進める狙い。
昨年決定した成長戦略では10年間で40%にするシナリオを描いたが、達成を前倒しし、最終目標を80%に上げる。実現に向けて決済端末の導入補助や税制面での優遇措置などの施策を検討する。産官学の協議会を立ち上げ具体策を詰める方針。
2018/4/12
キャッシュレス、80%目指す 経産省、人手不足や産業育成対応
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