【北京共同】中国政府は4日、米国から輸入する大豆やトウモロコシ、自動車など106品目に25%の追加関税を課す方針を発表した。米国が知的財産権の侵害を理由に対中制裁の品目案を公表したことへの報復措置。米国の制裁と同規模の年間約500億ドル(約5兆3千億円)相当の品目が対象となる。
中国は4日、米国の追加関税は不当だとして世界貿易機関(WTO)に提訴した。米中が貿易戦争に突入する懸念が、さらに高まった。両国は今後、制裁発動までの間に対話を本格化させ解決策を模索するとみられる。
対象品目には航空機や牛肉、ウイスキーなど米国の主要産品が数多く含まれた。
2018/4/05
中国、米に同規模の報復へ 106品目に追加関税25%
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