2018/11/16

ロ大統領、2島の主権は交渉対象 歯舞、色丹2島の引き渡しに絡み

【シンガポール共同】ロシアのプーチン大統領は15日、日ロ平和条約締結交渉の基礎とすることで安倍晋三首相と合意した1956年の日ソ共同宣言について、歯舞、色丹の2島を引き渡した後、「島の主権がどちらになるのか書かれていない」と述べた。共同宣言に基づく2島引き渡しでさえ、主権などが今後の交渉対象になるとの考えを示し、日本側に厳しい条件を突き付けた。
 プーチン氏はシンガポールでの東アジアサミットを終え、ロシア記者団の質問に回答した。14日の日ロ首脳会談で安倍氏が共同宣言を基礎とした平和条約交渉を求めてきたため「日本との対話を復活させた」とした。

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文化放送報道スポーツセンター
鈴木敏夫
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ロシアは領土を広げていくことで、国民の支持を得てきた国です。今後どうなるのか、日本政府としては歯舞、色丹の2島を返還後、平和条約締結。国後・択捉の返還を主張していくという言い方をしていますが、この交渉が進むかどうかは難しく、どんどんお金を出すことになるのでは?と予想します。

また、放送では5歳まで択捉島に住んでいた鳴海冨美子さんのお話や故郷に帰れない人たちのお話を伺いました。

放送内容はradikoのタイムフリーをお聞きください。

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