2018/11/09

スタバコーヒー、アプリで注文 19年から日本で試験導入

 米コーヒーチェーン大手スターバックスは8日、スマートフォンなどから注文して列に並ぶことなく、店舗で商品を受け取れるサービスを2019年中に日本でも試験導入すると発表した。ケビン・ジョンソンCEOが来日し、都内で記者団に明らかにした。
 このサービスは既に米国や英国などで開始している「モバイル・オーダー・アンド・ペイ」。専用アプリで事前に注文や決済ができ、商品は希望する店舗で受け取れる。都心部の店舗では注文までに列に並ぶこともあり、待ち時間の短縮につながる可能性がある。
 店舗戦略では、国内店舗数を9月末時点の1392店から21年末までに1700店に増やす。

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ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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時短や効率化が進む時代ゆえ、スターバックスのこのサービス試験導入も頷けます。「待ち時間」が経営にどう影響しているのか?


売上ロス、人員コスト増にどのくらい影響するのかをざっくり試算。「待ち時間」が○%減少することによる経営への影響を数字で予測した上でのアクションと推察する。


様々な企業研修でビジネスパーソンとお会いするが、時短や効率化そのものが目的になってしまっているケースが散見される。たとえば人員コストが浮くようになるのであれば、そのコストはその先、何に充てるのか、時間が短縮されるのであれば、その時間は代わりに何に充てるのか、そこまで考えていない。もったいないなと思う。


スターバックスは待ち時間短縮の先に、何を見据えているのか。注目したい。

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