【ワシントン共同】6日投開票の米中間選挙で、与党共和党が下院で敗北した。トランプ大統領の政権運営に打撃を与えるのは確実だ。8年ぶりに下院の主導権を奪還した民主党は、議会の権限を武器に政権への監視を強化する構えで、「米国第一」の公約実現は停滞を余儀なくされる。民主党はロシア疑惑でも大統領弾劾を求める党内の声を踏まえ、追及へ攻勢をかけるとみられる。共和党は上院の多数派を維持したが、両院の支配党が異なる「ねじれ議会」の下、政治の混迷は必至だ。
民主党下院トップのペロシ院内総務は6日、勝利宣言し「トランプ政権へのチェック機能を回復した」と述べた。
2018/11/08
米民主党、ねじれ議会で攻勢へ 中間選挙、トランプ政権に打撃
ジャーナリスト
田原総一朗
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アメリカの中間選挙で上院では共和党が勝ったが下院では負けた。これでトランプ大統領の政策は変わるだろうか。トランプは政策を変えないと強調し、民主党も対決姿勢を打ち出しているので変わりようがない。外交については上院が決定権を持っているので、トランプのやり方は進むだろうが、内政はことごとく民主党に反対される。だからトランプのやりたい政策は進まない。ただ、民主党には大統領候補がいないので何を目標に闘うつもりだろうか。
田原総一朗
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