2018/10/25

大学スポーツ統括組織の名称決定 「UNIVAS」、来春に創設

全米大学体育協会(NCAA)を参考にした大学スポーツの統括組織「日本版NCAA」の設立準備委員会は22日、東京都内で会合を開き、来春の立ち上げを目指す新組織の名称を「大学スポーツ協会」、略称を「UNIVAS(ユニバス)」にすることを決めた。
 新組織では大学が責任を持って部活動に携わる態勢づくりを促し、指導者の資質向上を目的とした研修会、大会開催や学生の学業とスポーツの両立などを統一的に支援。ブランド価値を高めることで収益の向上も図る。スポーツ庁は発足時に約200大学、20団体、10万人の学生アスリートの加盟を目標に掲げ、初年度の収入は約20億円を目指す。

内容を読む
株式会社横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長/スポーツ庁参与
池田純
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鈴木大地スポーツ庁長官は、「UNIVASを大学スポーツの新時代を拓く組織にしていきたい」と強調。来年の春に200大学、2025年までに400大学、60競技団体、20万人規模の学生アスリートを擁する組織にするロードマップを示されました。

UNIVASはアメリカのNCAAをモデルにしていますが、真似できる点と、できない点があります。日本の大学スポーツ界は明治以来、各大学や中央競技団体、学生競技連盟が独自の歩みを刻んできた歴史があります。もちろん、NCAAを見習うべきところがたくさんありますが、日本の大学スポーツの歴史や現状を鑑みた組織となるはずというお話でした。

また放送では代表候補に池田純さんの名前も挙がっていたことについてもお聞きしました。

放送内容はradikoのタイムフリーをお聞きください。(聴取期間は1週間です)

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