【ワシントン共同】トランプ米大統領は20日、米国と旧ソ連が結んだ中距離核戦力(INF)廃棄条約について、条約を引き継いだロシアが違反してきたと非難し、米国が離脱する方針を表明した。西部ネバダ州で記者団に語った。条約に縛られない中国による中距離ミサイル開発も批判し、中ロが軍拡を抑制しない限り米国も兵器開発を進めるとの意向を強調した。
1987年に調印されたINF廃棄条約は、冷戦を脱し、核軍縮の潮流を生み出す歴史的な転機となった。実際に離脱すれば、世界的な核軍縮の機運が大きく後退する恐れがある。
2018/10/22
米、核廃棄条約を離脱方針 トランプ氏、ロシア違反と非難
ジャーナリスト
田原総一朗
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トランプ大統領がINFから離脱すると表明した。ロシアが事実上違反行為を行っており中国はINFに縛られず中距離核ミサイルの拡大を図っている、というのが離脱の理由だが、これでは核開発がどんどん進み世界は危険極まりない事になる。
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