プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)が17日、セ、パ両リーグともに開幕し、マツダスタジアムで行われたセはリーグ3連覇した広島がレギュラーシーズン3位から勝ち上がった巨人を6―1で下し、メットライフドームでのパは2位ソフトバンクが10年ぶりにリーグ制覇した西武に10―4で勝った。リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージがあるため、広島は2勝差とし、ソフトバンクと西武は五分で並んだ。
18日の第2戦の先発は、セは広島がジョンソン、巨人は田口、パは西武が多和田、ソフトバンクがミランダと発表された。
2018/10/18
広島、ソフトバンクが先勝 CSファイナル開幕
株式会社横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長/スポーツ庁参与
池田純
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来週の木曜日25日に行われる「プロ野球ドラフト会議」は、この夏の甲子園を沸かせた『スーパー高校球児』(金足農業の吉田、大阪桐蔭の根尾、報徳学園の小園)の争奪でさぞ、賑やかなことでしょう。さらに超話題の球児のほかに、大学、社会人にも実力派が多いので盛り上がるとは思います。その「ドラフト会議」の一方で、引き続き行われるのが育成選手を指名する「育成ドラフト」 選手の年俸は300万円未満です。
この話題を取り上げた理由は、昨晩のファイナルステージ。ソフトバンクホークスのキャッチャー・甲斐選手は8年前に「育成6位」と最下位からスタートした苦労人です。「ウサギとカメ」でカメを応援したくなるのが日本人のマインドのため、育成選手がスタメンのトップ選手になることを応援したいと思う人も多いはず。
育成選手が1軍に上がるのは大変ですが、可能性はあります。来週のドラフト会議、テレビでは1位や2位までしか放送されませんが、その後も注目してみてはいかがでしょうか。
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