【ニューヨーク共同】米IT大手マイクロソフト(MS)の共同創業者で資産家のポール・アレン氏が15日、悪性リンパ腫による合併症のため西部シアトルで死去した。65歳。アレン氏が運営に携わっていた企業が発表した。シアトル出身。1975年に高校時代から友人だったビル・ゲイツ氏とマイクロソフトを設立した。
体調を崩し、実質的な経営から手を引いた後はベンチャー企業などへの投資や慈善事業に携わった。アレン氏の調査チームは2015年、探査機を使い、米軍に撃沈された旧日本軍の戦艦武蔵とみられる船体をフィリピン沖で発見した。
2018/10/17
MS共同創業者アレン氏死去 撃沈の戦艦武蔵発見も
早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授
入山章栄
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1953年1月21日にワシントン州のシアトルで誕生したポール・アレンは、高校時代に共同創設者である2歳下のビル・ゲイツと出会いました。学力も優れており、アメリカ版のセンター試験のSATでは1600点満点を記録。75年に大学を中退しマイクロソフトを立ち上げました。1982年には病に犯され退職するも、その後もマイクロソフトのサポートを行います。
このように、昔からの友人で創業すると成功するパターンがあります。その理由は、良い会社(の経営者)は、一方で大胆、もう一方で慎重という風に、矛盾している要素を持っているため。人間一人でこの要素を持ち合わせるのは難しいのですが、二人だと可能になります。日本ではソニーとホンダがそれにあたります。
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