2018/10/03

米GE、1年でトップ交代 後任はダナハー元CEO

【ニューヨーク共同】米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)は1日、ジョン・フラナリー会長兼最高経営責任者(CEO)が同日付で退任し、米産業機器大手ダナハー元CEOのローレンス・カルプ氏(55)が就任する人事を発表した。
 フラナリー氏は昨年8月、約16年間トップを務めたジェフリー・イメルト氏の後任としてCEOに就任し、大規模な事業再編で、経営の立て直しに取り組んでいた。カルプ氏は今年、GEの取締役会に加わった。
 また、発電機需要の低迷で不振の電力事業に関連し、減損費用が約230億ドル(約2兆6千億円)に上ることも明らかにした。

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早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授
入山章栄
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こちらのニュースについて早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんにお話いただきました。「最近は物言う株主を意識過ぎなのではないか。新しくCEOに就任したダナハー氏も利益を出さないと今回のように物言う株主から退任要求を出される可能性がある。GE にとって曲がり角にきてると言えるかもしれない」と解説しました。
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