2018/9/25

米中が制裁関税第3弾を発動 22兆円対6兆円、日用品も

【ニューヨーク、北京共同】トランプ米政権は24日午前0時(日本時間午後1時)すぎ、中国の知的財産権侵害に対抗し、2千億ドル(約22兆円)相当の中国からの輸入品に10%の追加関税を課す制裁第3弾を発動し、中国も報復として600億ドルの追加関税に踏み切った。米国の対中制裁は日用品に対象が広がり、総額は輸入額のほぼ半分となる2500億ドルに達した。
 トランプ米大統領は中国が報復すれば、全輸入品に25%の制裁関税を課すと表明。世界1、2位の経済大国間の「貿易戦争」は拡大する一方で長期化懸念が強まっている。

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作家、ジャーナリスト
佐々木俊尚
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こちらのニュースを聞いた佐々木さんは、「ほとんど第2次世界大戦前みたいな状況だ」とコメント。自由な商品の物流が阻害され第二次世界大戦が勃発し、戦争が終わってからGATTが作られました。それを繰り返さないように、戦後70年かけて作り上げてきたものをトランプ大統領が逆回転させています。そんな米中貿易戦争は、一触即発の状態。自由貿易体制の守護者が一体誰だったのか?アメリカだったけど、日本やEUにその力はあるのか?今問われています。

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