安倍晋三首相は10月初旬に予定する内閣改造・自民党役員人事で、加藤勝信厚生労働相を留任させる方向で調整に入った。党総裁選で安倍選対本部の事務総長を務めた甘利明・元経済再生担当相は党要職への起用が有力となった。政権関係者が23日、明らかにした。両氏とも首相側近。加藤氏は兼務する拉致問題担当相の継続性も考慮した。甘利氏は総裁選の論功の意味合いがありそうだ。
首相は、30日の公明党大会や沖縄知事選の投開票を経て、ただちに新体制を始動させる。党役員人事は10月1日、内閣改造は翌2日の見通しだ。来年の統一地方選や参院選に向けて政権基盤の強化を狙う。
2018/9/24
加藤厚労相、留任の方向 甘利氏は自民要職が有力
FNN.jp チーフビジョナリスト
清水俊宏
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こちらのニュースは清水さんにお話いただきました。
顔ぶれについては麻生財務大臣、菅官房長官、岸田政調会長、二階幹事長、河野外相、茂木経済再生担当相、世耕経済産業相、加藤厚生労働相が留任とほとんど変わらないようです。石破元幹事長や斎藤農水相は外れる見込みで、大臣などは安倍総理大臣は自分を支持してくれた人を中心に起用するとみられていますが、要職ではないポストに石破氏に投票した人を起用することもあるかもしれません。
また、清水さんは今回の総裁選では安倍一強ではあるが、きちんと批判もある安倍一色ではないということを示したのではないかとお話いただきました。
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