2018/9/04

経団連会長、就活ルール廃止提案 21年卒から、企業や学生に波紋

 経団連の中西宏明会長は3日、大手企業の会社説明会や採用面接の開始時期を定めている経団連の指針について、2021年に卒業する学生から廃止すべきだとの考えを示した。同日の定例記者会見で明らかにした。20年に就職活動を行う現在の大学2年生から対象となる。学生の就職活動のルールを定める財界トップの発言だけに、企業や大学、学生などを中心に波紋を広げるのは必至だ。
 中西会長は経団連としての決定ではなく個人的な意見とした上で「採用日程に関し、経団連が采配すること自体に極めて違和感がある。経団連の意見として、こうしますとか、しませんとかは言わない」と語った。

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作家、ジャーナリスト
佐々木俊尚
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こちらのニュースを聞いた佐々木さんは、青田買いが1年生から始まることを懸念。自身も大学で教鞭をとることもあり、熱意の高い学生がいることを説明しつつ「大学で、一体いつ勉強するのか?」と疑問を呈しました。この解決策の一例として新卒と中途を一緒に採用する方法を紹介。その理由とは?


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