東京医科大(東京都新宿区)の一般入試の得点操作疑惑で、女子受験者の得点を一律に減点する際、年度ごとに決めた係数を掛けたとみられることが2日、関係者への取材で分かった。女子合格者を全体の3割前後に抑える目的があったとされ、2011年度入学者の試験以降、女子の合格率が男子を上回ったことはなかった。
医科大は文部科学省の私大支援事業を巡る贈賄罪で前理事長らが在宅起訴された事件を受け、弁護士に委託して内部調査を実施している。この過程で得点操作を把握したとみられ、上層部の関与や意思決定の経緯が結果報告に盛り込まれるかどうかが焦点。
2018/8/03
東京医大、減点割合年度ごと設定 女子合格者を3割前後に抑える
FNN.jp チーフビジョナリスト
清水俊宏
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この問題については、AP通信などが「女性差別」として世界中に配信しています。
点数操作などそもそもあってはなりませんが、仮に「男性医師を増やすための必要悪」と言うのなら、それを事前に堂々と宣言していなければ、公正公平を信じて受験している女性の受験者に失礼です。本当は合格点だったのに点数操作で不合格にさせられ医師の道を断たれた未来の女性医師たちのことを思うと、いたたまれません。
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