私立大支援事業を巡る文部科学省前局長の受託収賄事件で、東京医科大の臼井正彦理事長が事業の対象校に選んでもらうよう前局長側に依頼し、入学試験の不正にも関与した疑いがあることが5日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、大学トップが不正を主導した可能性があるとみて経緯を調べる。
前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)は、官房長だった2017年5月に事業の対象校に選ぶよう便宜を図る依頼を受け、謝礼として今年2月の入試で自分の息子を東京医科大の医学部医学科に合格させてもらった疑いが持たれている。
2018/7/06
東京医科大理事長主導か 文科省汚職、入試不正関与の疑い
文化放送報道スポーツセンター
鈴木敏夫
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