東芝は5日、パソコン事業を担う子会社をシャープに売却することで合意したと発表した。売却額は40億500万円で、株式の80・1%を譲渡し、10月1日に手続きを完了する見通し。従来の個人向け製品からエネルギーやインフラ事業に経営資源を振り向け、収益基盤を固めたい考えだ。
売却するのは「ダイナブック」ブランドのノートパソコンを手掛ける子会社の東芝クライアントソリューション(東京)。シャープはパソコン事業に再参入する。ダイナブックブランドは維持する方針。
東芝は、1985年に世界初のノートパソコンを発売。一時は世界シェア1位を誇った。
2018/6/06
東芝のPC事業、シャープに売却 40億円で、株式の8割を譲渡
早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授
入山章栄
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