ローソンは23日、東京都内の3店で利用客がスマートフォンのアプリを使って自分で決済できるサービスの実証実験を始めた。朝や昼の混雑時にレジに並ばなくて済む。利用客の少ない深夜時間帯には「無人レジ」化を進め、従業員の負担軽減や人手不足の解消につなげる狙いもある。
5月31日まで実施し、販売への影響などを調べる。利用客の意見も踏まえてサービスを改善し、今年の秋ごろから他の地域へも順次展開していく。
名称は「ローソンスマホペイ」。利用客はローソンの公式アプリをダウンロードし、買いたい商品のバーコードをスマホのカメラで読み込んで決済する。
2018/4/24
ローソン、スマホ決済実験始める 都内3店舗で
デジタルハリウッド大学 学長/工学博士
杉山知之
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バーコードをスマホに読み込ませ店舗での決済を済ませてしまうという方法は、中国でたった数年で爆発的に普及した方法だ。今や日本に来た中国からの観光客や留学生たちは、小銭で支払うことをタイムマシンで昔に戻ったようだと感じるほどだ。
Suicaなど非接触型ICカードやICタグといったどちらかと言えば先端的技術ではなく、印刷されたバーコードをスマホカメラで読み取るというローテクとアプリ開発だけで、コストをかけずに問題なくキャッシュレスの生活を実現してしまえるというのは面白い。
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