2018/4/10

サッカー日本代表監督に西野氏 ハリル監督異例解任で

 日本サッカー協会は9日、成績不振などにより解任したバヒド・ハリルホジッチ日本代表監督(65)の後任に、1996年アトランタ五輪で23歳以下の日本を率いた西野朗技術委員長(63)が就任したと発表した。ワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕が6月14日に迫る異例の時期に監督を代え、6度目の本大会に臨む。
 田嶋幸三会長は東京都内での記者会見で「選手とのコミュニケーション、信頼関係が多少薄れてきた。W杯で勝つ可能性を数パーセントでも上げたい。(開幕まで)たった2カ月であることを考え、内部で一番見てきた西野氏に決定した」と話した。

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ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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学生時代はサッカー部だったこともあり、このニュースは衝撃を持って受け止めました。ビジネス数学の専門家、人材教育コンサルタントとして思うことは2点あります。


ひとつ目。
「○○が下がったら勝つ確率も下がる」という相関関係を仮定している点。今回はそれが「選手と監督のコミュニケーションと信頼関係」だったのでしょうか。田嶋会長の決断には少なからずシンプルな数学的構造がある。


ふたつ目。
監督が誰であろうと戦術がどうであろうと、試合が始まれば選手がどうにかするしかないという事実。これは私のような研修講師も同じで、どんなに事前にプロデュースしようと、いざ始まれば現場の講師がどうにかするしかありません。


ハラを括って決断し、あとは本番でプロとしての仕事をする。ビジネスも同じでしょうか。ひとりのサッカーファンとして、W杯で選手たちが輝く姿を見たいと思います。

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