原子力規制委員会は6日、定例会合を開き、東京電力が再稼働を目指している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査を巡り、事実上の合格証に当たる審査書案について、13日に了承する方針を決めた。2基は福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉で、事故を起こした東電の原発が審査に合格する見通しとなったのは初めて。
規制委は東電の原発事業者としての適格性について疑問視していたが、一転して「第1原発事故の経験はプラスになる」と評価した。13日は、18日に退任する田中俊一委員長が出席する最後の定例会合。
柏崎刈羽6、7号機は今後正式に合格すれば、再稼働への地元同意が焦点になる。
2017/9/07
柏崎刈羽原発、13日「合格」へ 再稼働審査、東電で初
文化放送報道スポーツセンター
鈴木敏夫
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