2017/6/05

東京の社会保障費7千億円増 20年後、団塊高齢化で

人口が一極集中する東京都では団塊世代の高齢化に伴い、医療や介護など社会保障関連費が年平均で300億~400億円のペースで増え続け、2038年度には15年度より7千億円以上多い1兆7332億円に膨らむとの推計を、都が委託した監査法人が4日までにまとめた。15年度から20年余りの累計の増加分は9兆5千億円に達する。
 地方の人口流出が深刻化する一方、東京は今後100万人以上増える高齢者をどう支え、巨額の財源を確保するかという課題に直面する。専門家は「『老いる東京』への備えは急務。夏の都議選で争点として対策を競うべきだ」と指摘する。

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エコノミスト
崔真淑
3

実はこれが論争になり、苦心していることで似ている構図を持つのが、イギリスのメイ首相です。
今週の英総選挙では、与野党の差がさらに縮小し、労働党が猛追との報道が出ています。
理由は、争点の一つが英国の社会保障問題削減がテーマになり、痛みを伴いたくない「自国中心主義層」の反発があるからのようです。
東京議会選挙でも、「老いる東京対策」での出方次第では、自民党と都民ファーストのせめぎ合いの構図はがらっと変わる可能性も。
豊洲問題よりも、実は、この話の方が焦点となってくるかもしれません、

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