2018/10/30

ブラジル大統領にボルソナロ氏 過激な発言で「トランプ」

南米ブラジルで28日、現職テメル氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施され、過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる自由社会党の右翼ジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が左派フェルナンド・アダジ元教育相(55)を破り、初当選を果たした。任期は来年1月1日から4年。
 中国、ロシアなどと共に新興5カ国(BRICS)の一角を占める南米の大国ブラジルにもポピュリスト(大衆迎合政治家)とされる指導者が誕生することになり、世界経済や多国間主義に与える影響が注目される。

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作家、ジャーナリスト
佐々木俊尚
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元々、ブラジルは汚職が多かった国で、今回選ばれたボルソナロ氏は少数政党出身。汚職が少ないことが期待されます。しかし、ここで佐々木さんが問題提起します。政治家は清廉潔白ならいいのか?それと政策遂行能力とは話が別なのでは?例えば、田中角栄タイプと鳩山由紀夫タイプ。東アジア的な価値観では、清廉潔白でなくても、民の生活を安定させるなら多少は良いという伝統的価値観があります。「バランスの問題」と締めくくりました。


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