2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、大会公式映画の監督を、カンヌ国際映画祭などで受賞歴がある河瀬直美さん(49)が務めると発表した。東京都内で記者会見した河瀬さんは「等身大で、自分ができることを全うしたい。記録性だけでなくストーリーを伴い、世界中の心を動かす作品にしたい」と抱負を述べた。
公式映画では、大会時や準備段階の様子がドキュメンタリーとしてつづられ、21年ごろに完成する予定。河瀬さんは災害からの復興やスポーツの持つ力にテーマを置く考えを示し「日本の素晴らしさを世界にアピールできるきっかけになるのではないか」と語った。
2018/10/25
五輪、公式映画監督に河瀬さん カンヌで受賞歴
教育改革実践家
藤原和博
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河瀬直美さんはオリンピック史上最多となる33競技339種目で競わせる大会を準備段階から閉幕にわたって撮影し、レガシーとして後世に伝える役割を託されました。実は河瀬さんは奈良市立一条高校が生んだスーパースター。代表作には『萌の朱雀』『あん』『光』があります。今回の公式映画監督にはビートたけしさんなどの名前も挙がっていましたが、フランスの映画界でも評価の高い女性監督の河瀬さんが選出されたことは良いことだというお話でした。
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