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経済アナリスト・森永卓郎さんが2021年日本の経済を大予想!

今回の講義は、年はじめの恒例行事!
経済アナリストの森永卓郎さんをお招きして、2021年の日本の経済を大予想して頂きました!
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【2020年の経済ニュースを総括!】
≪森永さんが気になった2020経済ニュース①:安倍総理 退陣≫
この出来事で政治ががらっと変わった。安倍前総理の時代は、総理官邸を経済産業省の官僚がおさえていた。
経済産業省をトップにつけることで、財務省をおさえ込むことが目的だったと思われる。それによって消費税の延期なども可能だったのでは。しかし、菅総理になってからはその顔ぶれが一新され、官僚の力学が大きく変わった。財務省も復権してきたとみられる。
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≪森永さんが気になった2020経済ニュース②:トランプ大統領敗れる≫
トランプ大統領が残した負の遺産で最も大きいのは、TPPからの離脱。TPPは世界の標準を決めるという役割を持っている。アメリカが入っていれば、アメリカがリードして、世界標準はアメリカが引っ張っていけたが、それができなくなってしまった。その間に中国がRCEPに入ったことで、今後は中国が世界の標準を作っていくのではないかと感じた。早ければ5年ほどで、中国がアメリカを抜くのではないか。中国が世界一の覇権国家として君臨する時代が来るのではないか。その一歩が今年となるかもしれない。
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≪森永さんが気になった2020経済ニュース③:嵐の活動休止≫
森永さんの周りで、嵐のことを好きじゃない人は一人もいない。やはり嵐としての活動がなくなることは、芸能界に大きな穴があくのではないかと思う。森永さんにとっても嵐はスター。特に松本潤さんは、まるで宇宙人のような、別世界の人のような感じがする。
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【森永さんが占う2021年の経済界】
≪ポイント①:バブル崩壊≫
株価や不動産価格など、今年中に大きな下落が起きると思っている。経済状況があまり良くないというのは生活実感からわかる。去年7~9月期のGDPは、日本の場合前年比で5.7%マイナスになっている。ところが、日経平均株価は高くなっている。経済実態と合わない資産価値がついているのがバブル。何かきっかけがあれば、すぐに崩壊するのではないか。早ければ今月中にも起こり得る。
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≪ポイント②:東京オリンピック中止≫
中止になる可能性が高いと森永さんは見ている。新型コロナウイルスの変異種も出てきてヨーロッパなどで広がっている中で、本当に開催は可能なのか。直接の効果は3兆円ぐらいだが、間接の効果を入れると何十兆円という経済規模なので、オリンピックがどうなるかというのは日本経済を大きく左右する。
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≪ポイント③:地方復権≫
人口面でいうと、東京一極集中は四半世紀続いてきた。東京の一人勝ちという構造だったが、コロナ禍で変化の兆しが見えてきた。去年の7月~10月の4ヵ月連続で東京の人口流出が見られた。そのうちのほとんどが千葉や神奈川、埼玉。コロナで雇用が少ないため、本当の地方移住とはなっていない。コロナが落ち着けば、もう少し遠くに動き始めるのではないか。
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新型コロナウイルスの状況や東京オリピックがどうなるかによって、今年の日本経済、いや世界経済は大きく変わってくるのだなと感じました。何がどうなるかわからない今の時代、村上さんもおっしゃっていたように「自分の身は自分で守る」というのが大切になってくるのだと思います。しっかりと世の中の変化を感じ取っていきたいと思います。
坂口愛美
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2021年01月14日(木)
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