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パリ在住の作家・辻仁成さん

今回の講師は、パリ在住の作家・辻仁成さん!
辻さんは、コロナ禍で大学のあり方が問われるなか、11月に新しい学び場「地球カレッジ」を開校させます。
コロナ禍で塞ぎ込んだ社会、私たちが今、学ぶべきこととは?
そして、なぜ今、パリから世界に学びの場を提供するのでしょうか?
パリに住んで18年になる辻さんに、パリのコロナ事情も含めてお聞きしました!
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【パリのコロナ事情】
ヨーロッパ全体に第2波が押し寄せている。この状況が2~3年続くのではないかとパリでは言われている。
東京オリンピックについても考える余裕はない。そんな中、オンラインでパリと日本をつなぐ仕事が増えた。
9月にはエッフェル塔とヴェルサイユ宮殿をオンラインでナビゲートするという仕事も。予想以上の反響があり、ビジネスにおけるオンラインの可能性を感じた。
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【地球カレッジの開校へ】
11月にオンラインによる学びの場「地球カレッジ」を開校させることに。3年ほど前から「きっとオンラインの時代が来る!」と構想を練っていた。すごい技術や経験を持っている人たちに授業をしてもらい、年齢や性別を問わず学べる場にしていく予定。
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【講師陣】
第1回は慈眼寺の住職・塩沼亮潤さん。今まで日本人で2人しかいない「千日回峰行」を達成している。
「人生大相談」というタイトルで授業をして頂く予定。
第2回は元フジテレビアナウンサー・中村江里子さん。海外の子育てや教育論について議論していく予定。他にも、辻さんの人脈を駆使したそうそうたるメンバーの講師陣による授業を予定している。
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【地球カレッジの可能性・未来とは?】
最終的に大学にしたい。講師が上から教えるのではなく、生徒と膝をつきあわせ、同じ土俵で問いかけて答えていく学校ができないかとずっと考えていた。将来的に、卒業すれば何か資格をもらえるような大学にしていければと考えている。世界中の最前線で生きている人たちとの交流というのは、何よりもの学びになるはず。
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辻さんのお話を聞いて、コロナ禍で外に出る機会も少なくなり、人と会う機会も少なくなり...視野が狭くなりがちなこのご時世だからこそ、グローバルな視点を持つことの大切さを感じました。また、新型コロナウイルスの影響で「あれができない」「これもできない」とマイナスに考えるのではなく、今だからこそ「オンライン」で新たな学びに挑戦してみるチャンスなのだなとも感じ、辻さんの前向きな言葉の数々にパワーをもらいました!
「地球カレッジ」の詳しい内容は、辻さんが編集しているWEBマガジンのDesign Storiesをご覧ください!
by坂口愛美
辻仁成さん写真.jpg

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2020年10月27日(火)
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