今回の講師は、香りと味わいを楽しめるインドカレーに魅了され、
その"好き"をビジネスにしている現役の東京大学院生、印度カリー子さんです。
好きなことでビジネスを始める極意を教えてもらいました。
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【そもそも「印度カリー子」って?】
・今、インドカレーやスパイスの初心者のための活動をしている。
・レシピを見た人が忘れない名前にしたかったので、インパクトのある名前に。
・大学1年生の頃に、インドカレーに出会うまでは、カレー自体、そんなに好きじゃなかったが、
関東で同居することになった姉が「インドカレーが好き」ということでカリー子さんが作ることに。
・初めて作ったインドカレーは落第点だったが、カリー子さんは、
「スパイスを3種類しか使ってないにも関わらず、知っている味に近いものができた」ことに感動。
・そこからインドカレー好きがスタートした。当時はビジネスになるなんて微塵も思っていなかった。
【インドカレー、そしてスパイスの魅力を伝えたい!】
・誰でもおうちで手軽に作ることができる使いきりの「インドカレースパイスセット」を作れば、
多くの人にスパイスの魅力が伝わるのではと考えた。
・試しに作って、友達や親に無料で配ったところ、非常に喜ばれ、また欲しいと言われた。
・次第に全く知らない人からスパイスセットが欲しいと言われるようになったが、
送料や手間もかかるので、始めは数百円程度とることにした。これがビジネスの始まり。
・当時、国内でスパイスセットは売られていたが、かなり本格的なものが多く、
初心者向けは少なかった。ちなみに、資金は子どもの頃から貯めて使わずにいた「お年玉」。
・好きになったインドカレーのおかげで、人と関わる機会も増え、
「こんなに生きるって楽しいんだ!」と思うようになった。インドカレー、スパイスに感謝!
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前半はここまで。番組後半ではスパイスセットを製造するにあたって苦労した話や
ビリヤニ太郎さんというスパイスを販売している方との出会いなどをお話下さいました。
印度カリー子さんの地元・宮城に製造工場があることを知り、そこに製造をお願いすることを決め、
それが運命だと思ったというエピソードも良かったですね(涙)。
また、スパイスを購入したお客さんに対して感謝しているというのが伝わってきました。
前向きな思いや感謝の気持ちに溢れている事業や人は応援したくなりますし、
ご本人の頑張りがあるのはもちろん、自然と周りに支えられて成功するんだろうなと思いました。
今回も人生のお勉強になりました。ありがとうございました。
by長麻未