ここ数年、世界ではスニーカーに投資する人が増えています。
アメリカ・ラスベガスには、スニーカー投資でホームレスから大富豪になった人がいるし、
中国では、スニーカーは「履くもの」より「売るもの」として、スニーカーバブルを迎えているとか。
スニーカー投資の現状を、コレクターとしても知られるKING-MASAさんに教えていただきました。
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【KING-MASAさんって？】
世界各地で購入したスニーカーは約６００足。スニーカー愛を語ることがビジネスになっている。
小学生の頃に訪れたハワイのスニーカー店がきっかけでスニーカー愛に目覚める。
海外の高校や大学に進んだのもスニーカー愛ゆえ。アメリカに貿易会社、日本にアパレル会社を持つ。
日本だけでなく海外のスニーカーヘッズ（コレクター）からも絶大な支持を得ている。
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【スニーカーを手に入れるには？】
スニーカーの最新情報は日本よりも早い海外のサイトから手に入れる。海外の方がリリースされる数も多い。
今でもお店に並んで購入するスタイルはあるが、先着順ではなく、抽選券が配られ、当たった人が購入できる。
スニーカーが好きで自分で履くために欲しくて並んでいる人よりも、投資目的で並んでいる人が増えてきている。
特に中国人が多い。そのほか、日本の高校生・大学生など若い子たちが、
「これ３倍の値段で売れるみたい」などスマートフォンで情報を得ながら並んでいる姿が度々見受けられる。
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【中国が熱い！スニーカー投資】
日本と中国の相場が違う。中国の方が高く売れるので、日本で買って中国に持ち帰っている。
特に、中国のお金持ち、ハイブランドの靴を買っていた人が、今、
スポーツブランドがハイブランドとコラボしているスニーカーを買うようになってきている。
中国のお金持ちは、値段を気にせず、定価よりも高くても買うので、
レアになればなるほど価格が高騰し、一般のスニーカー好きが手に入れられないような価格となってきている。
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【スニーカー投資の方法】
①「購入後、市場価格が購入価格を上回った時点で売りに出す」
１０年経つと１０倍の価格になっているものもある。特にブランドとのコラボ商品が強い。
②「購入後、購入を依頼された相手に納品するまでの短い期間に市場価格が上がっていて、利益を得る」
購入後、すぐに２～３万円上がる場合もある。
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【KING-MASAさんご自慢のスニーカー】
「Off-White™ × Nike Air Jordan 1」」
後付けのパーツとして縫い付けられたナイキのロゴや履き口の加工がお気に入り。
日本では発売されていない。今、新品だったら50万円！！
「CLOT × FRAGMENT × Nike Air Force 1 PRM」
CLOTと世界的に有名な藤原ヒロシさんが手がけるfragment designとNikeのコラボ。
アッパーは、黒のシルク素材で覆われていたが、
それをカッターナイフで切り取り、内側の赤い部分を出した。
購入当時は2万円以下だったが、今は15万円くらいにあがっている。
「NikeCraft Mars Yard 2.0」
アッパーのメッシュ素材は確かに村上さんが言う通り体育館シューズ感があるが、
これをファッション業界の人がスーツに合わせて履いていた姿に惹かれたそう。
ダサくてかっこいいのが良さ。今、新品だと50〜60万円以上。
★KING-MASAさんが村上信五さんに履いて欲しいスニーカー。
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数年前、アメリカでスニーカー投資が流行っているという話は、ニュースなどで知りましたが、
今は中国で白熱しているんですね。人口が多いので、お金持ちの方の人数も多いですよね。
ただ、KING-MASAさんがおっしゃったように、
スニーカー大好きな方がスニーカーの値段が高騰することで買えなくなったり、
すぐ売ることで数万円ほど儲け、１日で簡単に稼げる方法だと若い人が思ってしまったりするのは、
確かに問題だなぁ・・・とは思います。
さて、「お金持ちの」村上さんは、KING-MASAさんおススメのスニーカーを買うのでしょうか？
by長麻未
