今回は「VR(バーチャルリアリティ)空間」で実際に行われている経済活動の実態をお勉強。
リアルな社会とVR空間を繋げ、新たな経済空間を生み出している企業、
VR法人「HIKKY」代表取締役の舟越靖さんをゲストにお迎えし、
VRを使った経済活動とはどのようなものなのか、教えていただきました。
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【VR法人「HIKKY」とは?】
・VRの中にもリアルな社会にも会社があり、VR空間内の経済を活性化させている。
・VR空間に住みたい方々と仲良くなり、需要を聞き、みんなが求めている空間を作っている。
・日本で同じような事業を展開している会社はいくつかあるが、
HIKKYではクリエーターが儲かるような環境を作っている上、クリエーターとともに活動している。
・VR空間ではアバターなどのあらゆるデジタルデータの売り買いができる。
・社員の中には、リアルな社会の会社には出社せず、VR空間の会社だけに出社する人もいる。
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【100万人が訪れる!?VR展示即売会「バーチャルマーケット」とは?】
・VR法人「HIKKY」では、これまでに「バーチャルマーケット」を3回開催。
・過去には、セブン&アイ・ホールディングスやエイベックス、パナソニックなどが参加や協賛。
・前回2019年9月のマーケットには、延べ71万人が訪れた。
・今年のゴールデンウィークに開催予定のマーケットには、100万人の来場が予想されている。
・利用者や来場者の男女比は9対1で、男性の方が多い。
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番組では実際にVR空間を体験することに!VRゴーグルをつけて、村上さんが体験しました。
(※掲載画像は、事前に体験した私です。ご了承下さい。イメージとしてお使い下さい。)
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『ロボットが展示されているVR空間』
『VR空間のネオ渋谷』
VR空間には、セブンイレブンや109に実際にあるお店などもあり、購入した商品が物によっては、
VR空間だけでなく現実の世界でも使えるグッズで、後日手元に商品が送られてくるそうです。
ラジオを聞いて下さった皆様はご存じでしょうが、村上さん、随分楽しんでいらっしゃって、
放送後は、VR空間の夜のネオ渋谷も訪れていました。
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また、このVR空間のビジネスに繋がる活用法として、実際にあった事例が紹介されました。
VR空間の店舗では、現実の世界と同じように、一般の方が店員として働くことができます。
店舗(職場)に行かなくても、機材があれば、今いる場所で働くことができるのです。
これまでのバーチャルマーケットで、病気で長期入院している方が、外で働けないという方が
VRゴーグルを着用して働くことができたそうです。
「二度と働けないと思っていたのに働くことができた」と喜ばれたそうです。
そのほか、「渋谷で働きたいけど、地方にいるから難しい」「外見に自信がないからショップの店員はハードルが高い」など様々な理由で働きたくても働けない人がいます。
しかし、VRを使うことで、年齢も外見も障害も場所も関係なく働くことができるのですね。
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バーチャルマーケットに興味津々の村上さん。
もしかしたら、この番組で次回のバーチャルマーケットを訪れる・・・かもしれません。
by長麻未