今回は、ベストセラーとなっている「内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い」の
著書である今井良さんをお招きして、日本のインテリジェンス組織の全貌を勉強しました。
日本の国益を守るための日本のスパイについてのお勉強です。国の経済に関わりますよね。
「内閣情報調査室」と「公安警察」、「公安調査庁」の3つについて教えていただきました。
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【そもそも「インテリジェンス」とは?】
様々なインフォメーションから導き出された意味を持つ情報のこと。
例えば、村上信五さんのインフォメーションは、
「関ジャニ∞のキーボードリスト」、「名司会者」、「高槻市出身」、「AB型」、「愛称はヒナ」などであり、
さらに「好きな食べ物は何か」「交友関係は?」などを調べた上で導き出された情報のことをインテリジェンスという。
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【「内閣情報調査室」とは?】
・アメリカのCIAやイギリスのMI6などと同じような組織。
・内閣情報調査室は、国家公務員250人くらいで構成される総理大臣官邸の直轄の機関。
総理や官房長官の指示で直接動く組織である。
・あらゆる情報を集めている。インターネット、新聞、雑誌などのほか、実際に現場に足を運ぶこともある。
・トップは「内閣情報官」。少なくとも週に2回、総理と直接会い、報告および次のミッションを受ける。
・表に出ていない情報、例えば北朝鮮の情報などは、「内閣衛星情報センター」が衛星を使って集めているらしい。
・他国の情報機関との交流があり、情報交換をすることもある。本当に大事な情報は提供してもらえないらしい。
・現在の「内閣情報官」は元警察官僚の北村滋さん。
任期が通常5年といわれる中、北村さんは2011年12月から勤めている。
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【「公安警察」と「公安調査庁」とは?】
・「公安警察」は警察の一部で公安部門のこと。「逮捕権」を持っている。1万人に及ぶ数がいるといわれている。
・「公安調査庁」は、法務省の機関の一部で、破壊活動防止法(通称「破防法」)という
テロを起こすような組織を解散させるための法律を、組織に適用させるスパイ活動を行っている。
「立ち入り調査権」を持っていて、いろんな団体・組織を調査することができる。
・今井さんいわく、国の情報機関を3兄弟に例えると、
「公安警察」は強い長男、「公安調査庁」は好奇心旺盛の次男、「内閣情報調査室」はインドアな勉強好きの三男。
・3つの機関は、国益のために役立てたいという思いは同じだが、情報を共有することもない。
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今日は、いわゆる「日本のスパイ」について学びましたが、話は「外国のスパイ」に展開。
今井さんが「日本にたくさんいる!」と断言すると、村上さん、思い当たる節があるのでしょうか?
かなり前のめりで頷いていらっしゃいました。ん~、気を付けて下さいっ!
by長麻未