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「うなぎの経済学」うなぎ職人 橋本正平さん

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文化放送での放送日、7月27日が土用の丑の日ということで、人に話したくなるうなぎのお話を学びました。
講師は、東京・八重洲の川魚料理「はし本」の4代目ご主人、橋本正平さんです。
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「うなぎの仕入れ先は、基本的に『うなぎ専門の問屋』さん。」
「うなぎがレッドリストに登録され、その後、食品ロスの話が広まってから、
うなぎを食べることに対する風向きが変わってきた。」など、
うなぎ業界のお話を伺ったところで、村上さんが「うなぎクイズ」に挑戦することに!
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【うなぎに関する人に話したくなる雑学クイズ!】 
《問1》 土用の丑の日の前後約1週間のうなぎの国内での消費量は、年間の消費量の約何%?
〈答え〉約40~50%。
《問2》 日本人は、うなぎを何時代から食べているか?
〈答え〉縄文時代。縄文時代の遺跡から食用としたうなぎの骨が出土した。
うなぎは生で食べられないので、焼いて食べていたとみられる。
今のように、ご飯と一緒に食べるようになったのは包丁や濃い口しょうゆが登場した江戸時代。
《問3》 私たちが食べているうなぎのほとんどはオスである。○か×か?
〈答え〉○。ほとんどオスである。成長する過程でオスとメスが決まるが、
人工の環境下では、ほとんどオスしか生まれない。ゆっくり育てるとメスが増えるという研究結果もある。
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☆放送中、出てきた「うなぎ」料理☆
【「はし本」で出している「うなぎの筒焼き」(※「がまの穂焼き」とも言われる。)】
皮がついたままなので、うなぎのあぶら、そしてうま味がしっかり詰まったまま!
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【「はし本」の「うな重」】
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うな重は3人分用意して下さっていたので、私も含め、スタッフ一同、美味しくいただきました!ご馳走様でした。
土用の丑の日、みなさんは「うなぎ」を召し上がりましたか?「うなぎって食べていいものなのか?」と
モヤモヤしているあなた。今回の講師、橋本さんがおススメしていた本のタイトルをここに記します。
タイトルは「結局、ウナギは食べていいのか問題」で、著者は海部 健三さんです。
by長麻未

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2019年07月27日(土)
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