「小泉進次郎さん徹底解剖」フジテレビ解説委員・鈴木 款さん

自由民主党の総裁選挙（９月７日告示、２０日投開票）が近いということで、
今回は未来の総理大臣として名前が頻繁に挙がる衆議院議員の小泉進次郎さんを徹底解剖！
ゲストはフジテレビ解説委員でもあり、小泉進次郎さんに関する本もお書きになった鈴木 款（まこと）さんでした。
鈴木さんは進次郎さんが学生の時に出会っていて、「出馬する」と話した場にも居合わせた方です。
そのため、小泉進次郎さんの学生時代あたりから振り返っていただきました。
進次郎さんは大学卒業後、コロンビア大学大学院へ。英語を短期間でマスターし、
通常２年かかる課程を１年でクリア。睡眠時間は毎日３時間程度だったとのこと。
ご本人曰く、「脳から汗が出るくらい」本もたくさん読まれたそうです。すでに一般の人との差を感じます。
この留学中に、大学の先生や鈴木さんもいらした食事会での「出馬表明」。この時には決心していたんですね。
しかし、初出馬となった２００９年は自民党にとっては辛い選挙でした。政権交代したあの選挙です。
世襲批判もあった時期で、選挙期間中、ペットボトルを投げられたり、横須賀から出ていけと怒鳴られたり・・・。
その中での当選だったそうです。そこまで辛い思いをしたとは知りませんでした。
政界入りした後も進次郎さんは積極的に動きます。東日本大震災の被災地に自ら支援物資を持っていき、
その後も、毎月１１日に被災地を訪問。
現場の声を聞く、現場の人と話すという徹底的な現場主義。
災害現場だけではなく、農業現場などでもその姿勢は同じで、その姿から国民からの人気も高いようです。
そして気になるのが「小泉進次郎さんがいつ総裁選に出馬するのか？」ということ。
早くて３年後の総裁選ではないかと噂されていますが、進次郎さんが総理になるのに必要な要素は２つあるそうです。
１つは閣僚経験。大臣になって省庁を束ねる経験を持つこと。
もう１つは派閥を持つこと。「チーム小泉」という進次郎さんを支持する若手議員の集まりはあるそうですが、
メンバーはそれぞれ別の派閥に入っているので、選挙で必ず進次郎さんに入れてくれるとは限りませんからね。
また、進次郎さんが失言をしないことやスキャンダルを出さない理由を伺うと、
「進次郎さんには、オフレコがない！そもそも失言しない！いつでもオン！」とのこと。
さらに進次郎さんご本人が「政治というのは仕事じゃない。生き様だと思っているから、
僕の生活にはオンとオフがない。」と常々話しているそうです。
ちなみに進次郎さんの弱点として、鈴木さんは「独身であること」を挙げました。
確かに選挙の時って、夫婦揃って選挙に挑む姿を目にしますが、
そばでしっかり支えてくれるような方が必要なんですね。進次郎さんはどんな方と結婚するのでしょうか。
さて、進次郎さんと同学年の村上さん、学年だけでなく他にも共通点がありました。
「一歩、家を出たらほぼロケだと思っている。」とのこと。ずっとオンなのが苦ではないそうです。
やっぱり小泉進次郎さんはライバル？（※番宣の発言参照。）
by長麻未