
もうすぐ端午の節句!鯉のぼりのエトセトラ
東京都心では、住環境の問題などもあって、あまり見られなくなった鯉のぼり...。
やはり、ちょっと寂しいですね。
今週は、横山さんが鯉のぼりについて調べました!
鯉のぼりが誕生したのは江戸時代と言われています。
もともと日本では、将軍さまに男の子が生まれると、
家紋のついた旗やのぼりを立てて祝う風習がありました。
この風習が、武家に広がって、やがて町民にも広がります。
この時、町民は、旗やのぼりの代わりに「鯉のぼり」を飾るようになりました。
なぜ、鯉のぼりになったのか??
それには、中国のある伝説が関係しています。
中国には、「竜門」という激流が連なる滝があり、
そこを登りきった魚は、龍になると言われていました。
その滝を登りきったのが、ある一匹の鯉。
その鯉は、龍に変身して天に昇っていった...。
この伝説から、鯉は出世のシンボルとなり、「鯉のぼり」を飾るようになったと言われています。
現在、鯉のぼりの生産量日本一を誇るのは、埼玉県加須市。
加須市では、毎年、全長100メートルのジャンボ鯉のぼりの遊泳イベントが行われています。
今年は、5月3日に行われるとのこと。(※雨天などの場合、順延になる可能性あり)
巨大な鯉のぼりをクレーンで釣り上げる様子は圧巻ですよ!