毎週日曜日17:00~17:27 文化放送AM1134

みのもんたのニッポンdiscover again

11月20日の放送告知

11月13日の「みのもんたのニッポン discover again」


創業90年!築地の老舗仲卸鮮魚店「芝専(しばせん)」の芝山孝(しばやま・たかし)さんのお話(1週のみ)は、いかがでしたか?


放送を聴き逃してしまったというあなた!!


11月14日(月)20時から11月21日(月)17時まで、こちらのブログ内でアーカイブ音源をお聴き頂けます。


さて、次回(11月20日)のゲストは、ノンフィクション作家の森功(もり・いさお)さんです。


IMG_1044 森功さん.jpg


森さんは、この度、安倍政権の大番頭である菅官房長官の生い立ちやこれまでの経歴に迫った一冊「総理の影 菅義偉(すが・よしひで)の正体」をお書きになりました。


今回は、いわゆる政界のサラブレッドではない菅さんが、安倍総理の信頼をどう勝ち得ていったのか。
そして、今の自民党内のパワーバランスについて、森さんにお聴きしました!


叩き上げの政治家として知られる菅さんは、よく「集団就職」で秋田から上京したと伝えられています。


森さんの著書(総理の影 菅義偉の正体)にも書いてありますが、普通、集団就職というと中学卒業と同時に東京に出て来るというイメージであるものの、菅さんの故郷では高校を出てから東京に出てくる人たちも「集団就職」と呼んでいたそうです。


ただ、菅さんは高校でちゃんと就職先を紹介してもらって上京し、それが板橋のダンボール会社だったとか。


森さんの著書には、そうした細かいところにもメスが入っていますね。


そして、菅さんが上京した理由については、その時点において、高い志ではありませんでしたね。こちらも森さんの著書を読んでみて頂ければと思います。


それにしても、長期政権を支える官房長官というのは興味がありますね。


中曽根内閣の官房長官だった後藤田正晴さんは、当時こどもだった私から見ても迫力がありました。


また、小泉内閣の福田康夫さんは、クセがありましたね。
若い頃は小泉さんが福田赳夫さんの秘書として福田事務所の下足番をしており、当時を考えると、康夫さんもまさか小泉さんが総理大臣になるとは思ってなかったでしょうし、その内閣で官房長官をやるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。


それは後藤田さんにも当てはまることで、中曽根さんは後藤田さんの旧内務省時代の後輩です。
後輩が総理大臣になって、官房長官を頼まれる時の気持ちって、どんな感じなのでしょうか。
そんなことよりも、内閣の要としての重責を感じるのでしょうか。いずれにせよ、人間関係がダイナミックです。


そう考えると、安倍さんと菅さんの関係は最初から割とフラットですよね。第一次安倍政権誕生に、菅さんが大きくかかわったことが今なお大きいのでしょう。


森さんの著書「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、秋の夜長にじっくりと読んでみてください。


もちろん、放送もお忘れなく!!


構成作家 後藤知紀

みのもんたのニッポンdiscover again2016年11月13日(日) 18:30
番組へのお便り
〒105-8002 
文化放送「みのもんたの
ニッポンdiscover again」係
パーソナリティ

みのもんた

番組概要

歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。

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