3月27日の放送告知
3月20日の「みのもんたのニッポン discover again」
城南信用金庫・相談役の吉原毅(よしわら・つよし)さんのお話は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、忙しいあなた!!お救い致します!!
3月21日(月)20時から3月28日(月)17時まで、こちらのブログ内でアーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(3月27日)のゲストも、城南信用金庫・相談役の吉原毅さんです。
城南信用金庫のルーツは、今から114年前までにさかのぼります。
現在の千葉県長生郡にあった上総一宮藩(かずさいちのみやはん)の最後の藩主・加納久宜(かのうひさよし)が今の大田区大森周辺にあった入新井村(いりあらいむら)に移り住み、地域の経済を活性化させて子どもたちの教育資金を集めるため、1902年(明治35年)、入新井信用組合を作ったことが始まりです。
「一にも公共事業、二にも公共事業、ただ公共事業に尽くせ」という設立当時の方針は、現在の城南信用金庫にも受け継がれ、認知症や知的障害などの判断能力が低下した高齢者らを支援する日本初の金融機関による成年後見事業「しんきん成年後見サポート」や地域の高齢者に対する有益な情報の提供に精力的に取り組んでいます。
そうした信用金庫の本来の目的を体現する吉原さんに、今回は金融機関のあるべき姿についてお聴きしました。
収録を振り返ると、吉原さんの言葉の端々に脱原発への信念が感じられましたね。
また、原発に対して本当はマグマのような怒りがあるのに、それを抑えているようにも感じました。
原発に対する考え方は、その人の原発に対する距離感や想像力と言っていいのかもしれません。
20日の放送で吉原さんのお話にもあったように、原発の利権に絡む人なら存続させるべきと言うでしょうし、あるいは現在住んでいる場所と原発とは距離が遠いから大丈夫だろうとか、自分とはあまり関係のない問題と思う人もいるでしょうし、吉原さんのように原発事故を他人事ではないと考えるのなら今すぐやめるべきと思うはずです。
もちろん、考え中という人もいることでしょう。
私は悠長にも原発は段階的に無くしていくべきだと思っていましたが、吉原さんのお話を聴いたり著書を拝読したら、今すぐにでもやめないと、近い将来(もしかしたら明日にでも)、大変なことになると思うようになりました。
時間というのは、辛いことを忘れさせてくれる作用もありますが、それは一長一短あって、本当に大切なことも忘れさせてしまうマイナスの部分もあります。
東日本大震災から5年・・・震災当初は原発に対する不安感が大きかったのに、今ではそれも薄れ、事故が起きた時の恐ろしさを忘れている自分がいます。
東京電力福島第一原発による事故で、未だ故郷に帰れない方がおよそ10万人もいる現状を他人事と思うのか、そうではないと考えるのか、原発に対する考え方や答えはそこにあるのではないでしょうか。
構成作家 後藤知紀
みのもんた
歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。
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