10月25日(スペシャルウィーク)の放送告知
10月18日の「みのもんたのニッポン discover again」
アグネス・チャンさんのお話(2週目)は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
10月19日(月)20時から10月26日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(10月25日)のゲストは、日本経済新聞・社会部編集委員の井上亮(いのうえ・まこと)さんです。
井上さんは、1961年、大阪生まれ。
日本経済新聞社に入社後、大阪の社会部で警視庁、大阪府警、法務省などを担当。
元宮内庁長官の「富田メモ」報道で、2006年度の新聞協会賞も受賞しています。
著書も数多くあり、「非常時とジャーナリズム」、「焦土からの再生 -戦災復興はいかに成し得たか」などのほか、ブームに乗りやすく、熱狂しやすい日本人の歴史をひも解いた「熱風の日本史」が、今、話題です。
さらに、『忘れられた島々 「南洋群島」の現代史』(平凡社新書)などもお書きになっています。
今回は、井上さんに、先月成立した安全保障関連法案についてお話し頂きました。
井上さんの収録を振り返って凄いなと思ったのは、みのさんからの質問攻めに対し、表情を全く変えることなく冷静に1つ1つ答えていたことですね。
台本にないことばかりで、かなり戸惑ったと思いますが、日経の新聞記者は凄いなと思いました。
井上亮さんは、日本の近現代史に精通しています。
国家や民族には美醜両面があり、「美しく花開いた桜の木の下には、多くの骸が埋まっているのもまた事実」とのこと。
著書「熱風の日本史」には、明治期、西洋人と結婚して優れた子孫を残そうという考えを福沢諭吉が推奨していた・・・近代化を駆け抜けた大正期には東京のいたるところに貧民街があった・・・戦前は神国とドイツブームで、亡国前の断崖で乱舞していることに日本は気づかなかった・・・戦後、日本人はマッカーサーを「解放者」として感謝し、「慈父」としてあがめた・・・など、その時代を生きていない私たちがこれまで知らなかった史実が掲載されています。
歴史の表面だけではその半分しか見えず、物事を深く考え、その裏側や様々な角度からも見つめる大切さを「熱風の日本史」から学ぶことが出来ます。
次回の放送もお楽しみに。
構成作家 後藤知紀
みのもんた
歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。
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