9月6日の放送告知
8月30日の「みのもんたのニッポン discover again」
作家・森村誠一さんのお話(2週目)は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
8月31日(月)20時から9月7日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(9月6日)のゲストも、作家の森村誠一さんです。
森村さんに、日本国憲法やこれからの日本を担う若者への期待について、お話し頂きました。
今日(8月30日)、国会議事堂前には安保関連法案に反対する大勢の人々が押し寄せ、全国各地でも抗議集会などが行われたようです。
週明け以降、採決日程に向け、与野党の駆け引きが活発化する見込みですが、与党が衆参両院で数を持っている以上、このまま進めば来月には安保関連法案が成立します。
安保関連法案については、大手新聞社の世論調査でも55%が反対しています。
内閣の支持率も低下しており、安倍総理にとって、これらの数字は想定していたものなのでしょうか。
昨年の集団的自衛権の閣議決定以降、ニュースでは伝わってこない、安倍総理自らの真意を聴きたいです。
個人的な意見ですが、総理大臣が政策面で「これをやる!」という意思表示は大いに結構です。
しかし、安保関連法案は自衛隊員や国民の命がかかっています。
時間をかけて与野党で激しく議論し合い、総理から国民にもっと踏み込んだ説明があって然るべきでしょう。
なぜ、これほど急ぐのか。
加えて、法案の中身以上に、物事の進め方として、今の憲法で不十分なところを関連法案でツギハギすることに、とても違和感があります。
集団的自衛権の行使を可能にしたいのならば、自民党が来年の参議院選挙に勝って3分の2を確保し、憲法改正の手続きをとることが物事の進め方としては正しい道ではないでしょうか。
さて、9月6日放送の森村さんのお話も、聴きどころ満載です。
是非、聴いてください!!
構成作家 後藤知紀
スペシャルウィーク!8月30日の放送告知
8月23日の「みのもんたのニッポン discover again」
作家・森村誠一さんのお話は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
8月24日(月)20時から8月31日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(8月30日)のゲストも、作家の森村誠一さんです。
12歳の時、しかも終戦の直前に体験した熊谷空襲は、森村さんの心に大きな傷跡を残しました。
今月16日の夜、熊谷市の中心を流れる星川では、空襲の犠牲者を悼み、灯篭流しが行われたそうです。
今年は、例年を上回るおよそ7000人が来場したとか。
今から70年前、燃え盛る炎から逃れるために、大勢の人が星川に飛びこみ、亡くなりました。
そうした戦争の惨劇を実際に見て、肌で知っているからこそ、森村さんは安倍政権が成立を目指す集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法案に強く反対しているのです。
さらに、軍国主義の時代に受けた屈辱。
ピュアな心を踏みにじられた悔しさ。
森村少年は、当時、心の底から戦争が終わってほしいと思っていたのではないでしょうか。
30日の放送では、集団的自衛権の矛盾に森村さんが迫ります。
その時の目は、不正を許さない江戸時代のお奉行様のようでしたね。
次回もお聴き逃しのないように。
構成作家 後藤知紀
8月23日の放送告知
8月16日の「みのもんたのニッポン discover again」
元海軍特攻隊員で、新宿日本語学校・顧問の江副隆愛(えぞえ・たかよし)さんのお話(2週目)は、いかがでしたか?
江副さん、貴重なお話を誠にありがとうございました。
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
8月17日(月)20時から8月24日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、来週のゲストは、作家の森村誠一さんです。
森村さんは、1933年(昭和8年)、埼玉県熊谷市生まれ。
自動車部品会社を経て、青山学院大学を卒業後、ホテルマンになり、作家に転身。
1969年、「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。
1972年、「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞を受賞。
その後、「人間の証明」、「青春の証明」、「野生の証明」の「証明」3部作で、現代日本を代表する推理小説作家としての地位を確立しました。
今も精力的な執筆活動を展開し、近年は「写真俳句」も手がけています。
今回は、森村さんが12歳の時に経験した、熊谷空襲についてお話し頂きました。
「みのもんたさんには、前からお会いしたいと思っていました」と、おっしゃっていた森村さん。
出演交渉にあたり、二つ返事でご快諾頂きました。
出演確定後、みのさんは「本当に、森村先生に出て頂けるのか?」と驚いていましたね。
森村さんは物腰がとても柔らかく、みのさんとの対面も和気あいあいとしていました。
その森村さんが経験した熊谷空襲は、1945年8月14日深夜から15日未明にかけて起きました。
そうです、終戦の日の前日から当日です。
皆さん、どう思いますか?
空襲で大勢の熊谷市民が亡くなり、森村さんもご家族も、必死になって「火の壁の間」を走り続けたのです。
この経験は森村さんの人生に大きな影響を及ぼしています。
東京大空襲をはじめ、終戦の年には日本各地で数多くの空襲がありましたが、生き残った皆さんからのお話は、今、この上なく貴重です。
森村さんのお話に、じっくりと耳を傾けてみてください。
構成作家 後藤知紀
8月16日の放送告知
8月9日の「みのもんたのニッポン discover again」
元海軍特攻隊員で、新宿日本語学校・顧問の江副隆愛(えぞえ・たかよし)さんのお話は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
8月10日(月)20時から8月17日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
来週も江副隆愛さんに、今度は長年熱意を注いでいる日本語教育についてお話を伺います。
戦後70年を節目として、この番組では様々なゲストをお迎えしていますが、前回のブログでも書いたように、私は今回、生まれて初めて特攻隊員だった人に出会いました。
江副さんの持つ人としての温度はとても高く、戦争のお話とは別に、ぶらっと新宿日本語学校へ遊びに行き、世間話をしてみたいような方です。
江副さんからは、収録後、お手紙を頂きました。
そこには、特攻隊員時代の忘れられないエピソードがつづられていました。
戦争さえなければ・・・江副さんにも別の人生があったかと思います。
戦争体験など、本来、人がしなくてもよい経験です。
しかし、経験したからこそ伝えたい思いが、江副さんをはじめ、皆さんにあります。
戦争を経験していない私たちは、皆さんの思いを受け止め、語り継いでいかなければなりません。
皆さん、それぞれに考え方が違いますが、まず受けとめることが、今を生きる私たちの役目ではないでしょうか。
江副さんは言います。
「あの時、(仲間と)一緒に死ねばよかった」と。
未来ある若者に、こう思わせて、果たして良かったのでしょうか。
江副さんは言いませんでしたが、戦後、心ない言葉を浴びせられたこともあったはずです。
簡単に吐き出せない思いを抱えながら、江副さんをはじめ、生き残った人たちはこの70年、耐えてきたのではないでしょうか。
9月10日で92歳になる江副さん。
今日までお元気で本当に良かったです。
多分、亡くなった同志の皆さんが江副さんを守っているのだと私は思っています。
構成作家 後藤知紀
8月9日の放送告知
8月2日の「みのもんたのニッポン discover again」
東京・国立市にある出版社「今人舎(いまじんしゃ)」の代表、稲葉茂勝(いなば・しげかつ)さんのお話は、いかがでしたか?
漫画家のちばてつやさん、森田拳次さん、落語家の林家木久扇さん、エッセイストの海老名香葉子さん、聖路加国際病院の名誉院長・日野原重明さん、映画監督の山田洋次さんの「8月15日について」の朗読音声をお聴き頂きました。
今回は、アーカイブ放送がありません。
さて、次回(8月9日)のゲストは、元海軍特攻隊員で、新宿日本語学校顧問の江副隆愛(えぞえ・たかよし)さんです。
江副さんは、関東大震災の9日後、1923年(大正12年)9月10日生まれ。
ご自身曰く「鎌倉の動物病院で生まれた」とのこと。
おじい様はタバコの輸入で財を成し、お父様は海外生活が長かったそうです。
江副さんは子どもの頃から海軍に憧れ、上智大学在学中の1943年(昭和18年)、学徒出陣で海軍に。
復員後の1951年、聖ヨゼフ日本語学院で主にカトリック宣教師を対象に日本語教育に携わり、1975年、西新宿に新宿日本語学校を設立。
1976年、夫妻でシンガポールに渡り、日本語教師となりました。
その後、国際交流基金により、日本語専門家としてシンガポール教育省に5年、香港に2年赴任。
さらにJICAにより、ブラジル・サンパウロに中南米日本語教育指導教師として派遣されるなど、海外で活躍。
91歳の今なお、教育者として情熱を注いでいます。
今回は、江副さんに特攻隊員時代と日本語学校設立の経緯についてお話し頂きました。
ところで、皆さんは、特攻隊員だった方に出会ったことはあるでしょうか。
私も江副さんが初めてでした。
江副さんの出演交渉にあたっては、メールや電話でやりとりをしたのですが、その物腰の柔らかさに驚き、従来のイメージを覆されました。
また、江副さんが復員後、教育の世界に進んだのも、少しわかるような気がしたものです。
ただ、江副さんの同志が大勢亡くなったのも事実で、もし戦争が長引いていれば、この世で江副さんに会えることは無かった・・・そう思っています。
もうすぐ8月15日がやってきます。
江副さんは、戦後70年をどんな気持ちで迎えるのでしょうか。
今から8年前の春、鹿児島の知覧特攻平和会館に行った時、私は兵隊の皆さんの立派な字と文章に感動しました。
特攻という作戦は本当に最低でしたが、特攻隊員の国を守りたいという志は崇高で、70年前に日本を守ろうと命を投げ捨てて散って行った人たちがいたことは、これからも語り継いでいきたいです。
今回、江副さんからお話を伺って感じたのは、江副さんの戦前・戦中はまだ終わっていないのかもしれないということ。
そして、同志への追慕の情が常に心の奥底にあることも・・・。
構成作家 後藤知紀
みのもんた
歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。
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