7月26日の放送告知
7月19日の「みのもんたのニッポン discover again」
元衆議院議員・藤井裕久さんのお話(3週目)は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
7月20日(月)20時から7月27日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(7月26日)のゲストは、東京・国立市にある出版社「今人舎(いまじんしゃ)」の代表、稲葉茂勝(いなば・しげかつ)さんです。
稲葉さんは、2004年に刊行され、絶版となっていた書籍で、各界の著名人の「終戦の日の体験」を絵と手記で綴った『私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙』を、この度、復刊させました。
また、新たな手記の寄稿者を加えた「私の八月十五日~戦後七十年の肉声」を続編として、来月刊行します。
「今人舎」では、今回の復刊を機に、ご本人に手記を朗読してもらい、その音声の収録・保存する活動を行っていて、朗読音声は、平和学習教材として活用される団体・施設へ書籍と一緒に寄贈する予定です。
今回は、書籍復刊や朗読を企画した経緯、また企画への参加をお願いした高倉健さんについてのエピソードを稲葉さんにお話し頂きました。
稲葉さんたちが取り組む、終戦の日を絵手紙や音声で残す活動は、戦後70年を迎えるにあたり、とても意義のあることだと思っております。
『私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙』を初めて読んだのは、先日、足を運んだ東京大空襲・戦災資料センターでした。
その内容に、しばらくその場から立つことが出来ませんでした。
著名人の皆さんの多くが幼少期や10代の前半でしたが、その記憶の鮮明さはいくつになっても失われることがありません。
多感な時期に肉親が戦争で亡くなる、恐怖の中で中国や朝鮮半島から引き揚げる・・・
そうしたことを経験した人は、やはり命に対する重みが、戦争を知らない私たちの世代とは随分と異なるのではないでしょうか。
また、稲葉さんをお迎えするにあたって、こんなことを思いました。
「今年が戦後70年で、いろいろなところにアンテナを張っていたから、稲葉さんのことを知ることが出来たのではないか。自分が太平洋戦争に対してもっと勉強していれば、去年の戦後69年の時に稲葉さんや今人舎のことを知っていても良かったのではないか・・・」と。
構成作家として、少し恥ずかしかったです。
確かに戦後70年というのは節目の年ですが、欲を言えば、節目の年に関係なく、戦争や平和について考えたり、語り合ったり、当時の重要なことを知っている人をお迎えして話を聴く機会が、ラジオはもちろん、社会全体で増えればいいなと思っています。
この度は、稲葉さんをはじめ、今人舎の大久保さん、皆さんに大変お世話になりました。
ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
構成作家 後藤知紀
みのもんた
歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。
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