8月2日の放送告知
7月26日の「みのもんたのニッポン discover again」
東京・国立市にある出版社「今人舎(いまじんしゃ)」の代表、稲葉茂勝(いなば・しげかつ)さんのお話は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
7月27日(月)20時から8月3日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(8月2日)のゲストも、今人舎の代表・稲葉茂勝さんです。
稲葉さんをはじめ、今人舎のスタッフは、各界の著名人に、「終戦の日の体験」についての手記を朗読してもらい、その音声の収録・保存に取り組んでいます。
次回は、いよいよ各界著名人の朗読音声をお聴き頂きます!!
漫画家のちばてつやさん、森田拳次さん、落語家の林家木久扇さん、エッセイストの海老名香葉子さん、聖路加国際病院の名誉院長、日野原重明さん、映画監督の山田洋次さんです。
皆さんは、今から70年前の1945年8月15日、どこで何をしていたのか、どのような光景を見たのか、そして何を感じたのでしょうか。
次回は、アーカイブ音源で聴くことが出来ませんので、是非、当日の放送をお聴き逃しのないように!!
さて、今人舎とは、東京・国立市にある20数名の出版社で、1988年5月に設立されました。
児童書や絵本、教育書を中心に出版しており、若い社員が活躍できる社風です。
年間およそ100タイトルの本を作っており、「本はみんなで作るもの」がモットー!!
いいですね!!
そして、2004年に刊行され、絶版となっていた「私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙」は
終戦の日をテーマに、漫画家の皆さんによって描かれた124点の絵と文章が収められていました。
絶版になっていたものの、戦後70年の今年、復刊が決定。
この度、『私の八月十五日②戦後七十年の肉声』が完成しました。
この本は、絶版となった『私の八月十五日 昭和二十年の絵手紙』に収録されている作品の一部と、同書に未掲載の方々(高倉健さん、日野原重明さんなど)の作品に加え、2015年に新たに募った寄稿(丘修三先生、小山内美江子先生、桂歌丸さん、那須正幹先生など)をあわせた1冊です。
是非、ご一読ください!!
次世代に語り継ぎたいお話が収められています。
また、繰り返しになりますが、次回(8月2日)の放送は、アーカイブ音源で聴くことが出来ませんので、当日の放送をお聴き逃しのないように!!
構成作家 後藤知紀
7月26日の放送告知
7月19日の「みのもんたのニッポン discover again」
元衆議院議員・藤井裕久さんのお話(3週目)は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
7月20日(月)20時から7月27日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(7月26日)のゲストは、東京・国立市にある出版社「今人舎(いまじんしゃ)」の代表、稲葉茂勝(いなば・しげかつ)さんです。
稲葉さんは、2004年に刊行され、絶版となっていた書籍で、各界の著名人の「終戦の日の体験」を絵と手記で綴った『私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙』を、この度、復刊させました。
また、新たな手記の寄稿者を加えた「私の八月十五日~戦後七十年の肉声」を続編として、来月刊行します。
「今人舎」では、今回の復刊を機に、ご本人に手記を朗読してもらい、その音声の収録・保存する活動を行っていて、朗読音声は、平和学習教材として活用される団体・施設へ書籍と一緒に寄贈する予定です。
今回は、書籍復刊や朗読を企画した経緯、また企画への参加をお願いした高倉健さんについてのエピソードを稲葉さんにお話し頂きました。
稲葉さんたちが取り組む、終戦の日を絵手紙や音声で残す活動は、戦後70年を迎えるにあたり、とても意義のあることだと思っております。
『私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙』を初めて読んだのは、先日、足を運んだ東京大空襲・戦災資料センターでした。
その内容に、しばらくその場から立つことが出来ませんでした。
著名人の皆さんの多くが幼少期や10代の前半でしたが、その記憶の鮮明さはいくつになっても失われることがありません。
多感な時期に肉親が戦争で亡くなる、恐怖の中で中国や朝鮮半島から引き揚げる・・・
そうしたことを経験した人は、やはり命に対する重みが、戦争を知らない私たちの世代とは随分と異なるのではないでしょうか。
また、稲葉さんをお迎えするにあたって、こんなことを思いました。
「今年が戦後70年で、いろいろなところにアンテナを張っていたから、稲葉さんのことを知ることが出来たのではないか。自分が太平洋戦争に対してもっと勉強していれば、去年の戦後69年の時に稲葉さんや今人舎のことを知っていても良かったのではないか・・・」と。
構成作家として、少し恥ずかしかったです。
確かに戦後70年というのは節目の年ですが、欲を言えば、節目の年に関係なく、戦争や平和について考えたり、語り合ったり、当時の重要なことを知っている人をお迎えして話を聴く機会が、ラジオはもちろん、社会全体で増えればいいなと思っています。
この度は、稲葉さんをはじめ、今人舎の大久保さん、皆さんに大変お世話になりました。
ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
構成作家 後藤知紀
7月19日の放送告知
7月12日の「みのもんたのニッポン discover again」
元衆議院議員・藤井裕久(ふじい・ひろひさ)さんのお話(2週目)は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
7月13日(月)20時から7月20日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(7月19日)のゲストも、元衆議院議員の藤井裕久さんです。
終戦の日の出来事、藤井さんが考える日本の社会、大蔵官僚時代のエピソードなどを伺いました。
12日の放送でも出てきた田中角栄さんですが、藤井さんにも大きな影響を与え、ある一定の世代までは、その存在感について強烈な記憶があるかと思います。
ただ、昭和50年生まれの私は、残念ながら闘病中の角栄さんしか知りません。
物心ついた時の総理大臣は中曽根さんでした。
その中曽根内閣を牛耳っていたのが、田中派だったことを知ったのは随分と後のことです。
その後、田中派から竹下派となり、1989年の自民党総裁選で石原慎太郎さんが出馬した頃から、私は政治に関心を持つようになり、「石原慎太郎は国民的な人気があるのに、どうして自民党の総裁になれなのか」と疑問でした。
全ては派閥だったわけですね。
答えはそれだったものの、中学生の自分にとっては腑に落ちないものでした。
(例えば、クラスの人気者がそれ以外の不特定多数による権力の二重構造で学級委員になれないなど、中学生レベルではありえないからです)
私が変に頭を悩ませていたその頃、藤井さんは落選中で、1990年の総選挙で当選します。
1992年の秋頃から、自民党内の権力闘争が激しくなり、政治のニュースが面白く感じてきたあの頃、藤井さんはどんな立ち位置にいたのだろう?とか、あの時は党内で誰々と同じグループだったのか?など、今回、藤井さんについて知る上で、自分の記憶と照らし合わせながら、頭の中を整理しました。
でも、温和そうな藤井さんと、顔も政治手法も怖そうな小沢一郎さんには、どこに共通点があったのか、長年、疑問でした。
3回に渡る今回の収録で、小沢一郎さんについて、あまり話が出てこなかったので補足しますと、藤井さんは小沢さんの選挙制度改革と消費税の福祉目的化に賛同し、自民党を飛び出したのです。
詳しくは、藤井さんの著書「政治改革の熱狂と崩壊」(角川oneテーマ)をお読み頂きたいのですが、90年代の終わりから2000年代の初めにかけて、小沢さんの側近が次々と離れていく中、藤井さんが民主党政権まで小沢さんと行動を共にしたことも疑問でしたね。
しかし、政策の実現に向けて信念を貫くことが、政治家・藤井裕久の真骨頂だったのでしょう。
これは誰もが出来ることではありません。
次回の放送からも、藤井さんの発言の中に戦後政治史の1ページが垣間見えます。
お聴き逃しのないように!
構成作家 後藤知紀
7月12日の放送告知
7月5日の「みのもんたのニッポン discover again」
元衆議院議員・藤井裕久さんのお話は、いかがでしたか?
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
7月6日(月)20時から7月13日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(7月12日)のゲストも、元衆議院議員の藤井裕久さんです。
大蔵官僚としてのキャリア、さらに2度の政権交代を実現するなど、日本の政治の中枢にいた藤井さん。
今回は、これからの日本が待ち受ける外交上の二者択一、アベノミクスの評価、田中角栄さんの魅力、自民党を離党した理由などについて伺いました。
そもそも、藤井さんを政治の世界に導いたのは、鳩山由紀夫元総理の父・威一郎さんです。
当時、鳩山威一郎さんは参議院議員で、大蔵官僚時代の藤井さんの上司でした。
しかも、本人(藤井さん)の意志は、「政治家になるつもりはなかった」とのこと。
40代の半ばを迎える頃、大蔵官僚から参議院議員への転身・・・
藤井さんはもちろんですが、奥様やご家族も選挙で大変だったと思います。
政界入りから32年後の2009年、鳩山威一郎さんの息子・由紀夫氏が内閣総理大臣となり、藤井さんは財務大臣に就任しました。
鳩山家とは、よほど縁があるようです。
さて、5日の放送で、藤井さんが安倍総理のことを「自民党じゃない」と言った時、スタジオに雷が落ちたのかと思いました。
それだけ、凄みと迫力のある一言でした。
藤井さんは、今、83歳。
私が83歳になった頃、自分より20歳以上も年下の人に向かって、あれだけ怒ることが出来るか・・・
収録を振り返って、今、そんなことを思っています。
構成作家 後藤知紀
みのもんた
歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。
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