5月24日の放送告知
5月17日の「みのもんたのニッポン discover again」
作家で、東京大空襲・戦災資料センター・館長の早乙女勝元(さおとめ・かつもと)さんのお話(2週目)は、いかがでしたか?
皆さんには、是非、東京大空襲・戦災資料センター(江東区北砂1-5-4)へ足をお運び頂きたいと思っております。
放送を聴き逃してしまったという、あなた!!
5月18日(月)20時から5月25日(月)17時まで、こちらのブログ内で、アーカイブ音源をお聴き頂けます。
さて、次回(5月24日)のゲストは、映画監督の山本晋也さんです。
山本さんは、1939年(昭和14年)生まれ。東京・神田のご出身。
戦後、GHQ占領下でアメリカ文化に触れ、映画の魅力に目覚めました。
日本大学・芸術学部を卒業後、日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)に入社。
その後、映画監督の羽仁進(はに・すすむ)さんに弟子入りし、岩波映画へ移り、監督業に転向。
1964年の東京オリンピックでは、市川崑監督作品「東京オリンピック」でカメラアシスタントとして参加。
1970年代前半までに、およそ120本のピンク映画を撮影。
70年代の後半、山本さんについた助監督の1人が、2009年に「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞とった滝田洋二郎さんです。
現在、山本さんは東日本大震災の被災地で映画の上映会を行うなど、ボランティア活動にも積極的に携わっています。
今回は、東京大空襲、終戦直後の東京の様子などをお話し頂きました。
戦後30年生まれの私にとって、山本カントクといえば、深夜番組「トゥナイト」や「トゥナイト2」です。
毎週何曜日だったんだろう・・・カントクの風俗街レポートが楽しみでした。
まさに明るいエロ!カントクがとても愉快にレポートしていたのをよく覚えています。
早く大学生になって、バイトして、あんな風な楽しいお店に行きたいと思っていましたね。バカですねぇ。
それは置いておいて、カントクのあの明るさは、天性のものなのか。
あるいは戦後の荒波を乗り越えて、生き抜いてきた自信の表れなのでしょうか。
今回、カントクには、東京オリンピック当時の国鉄の切符をはじめ、貴重な品々も見せて頂き、当時の東京の様子も教えて頂きました。
まだ自動改札やスイカなんて無かったあの時代。
切符だって、今より随分と分厚かったです。
高校生くらいまで、私の地元でもまだ駅員さんが鋏で切符を切っていましたね。
あの音が聞かれなくなって、もう随分たちます・・・
今回、カントクのお話は聴きどころ満載です。
粋な江戸弁から、古き良き都の息づかいも感じてみてください。
構成作家 後藤知紀
みのもんた
歴史・文化・芸能・スポーツなどに造詣が深いみのもんたが【東京】【日本】【時代】【人間】をテーマに、各界の著名人をゲストに迎えます。
対談を通じて、日本の伝統・文化、日本人の生き方など様々な事象を掘り下げ、「再発見」し、未来につながる理想の日本、そして日本人の姿を描き出します。
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