番組について
ONAIR REPORT
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◆今までの永遠のメロディ
   
PART2 永遠のメロディー
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◆1月 12日(月)
オール・フォー・ワン  「アイ・スウェアー」

アメリカ、ロサンゼルスで結成されたアカペラ4人組、オール・フォー・ワン。1993年、地元ラジオ局のジングルを作るためにジェイミー・ジョーンズ、トニー・ボロウィアック、アルフレッド・ネバレスの3人が集められ、そこへ、タレントショーで優勝したデリアス・ケネディが加わり誕生しました。そして、ザ・タイムズのカバー曲である「ソー・マッチ・イン・ラブ」でデビューすると、瞬く間に全米中の注目を集め、一気にスターダムに上り詰めます。
この曲「アイ・スウェアー」は、カントリー・シンガーのジョン・マイケル・モンゴメリーの大ヒット曲をカバーしたものですが、もともとは、ジェラルド・リバートというシンガーが歌う予定でした。しかし、リバートが断ったために急遽、プロデューサーであるデビッド・フォスターによって、オール・フォー・ワンのセカンドシングルとして発表されて、大ヒットしました。アルバムの印刷が間に合わず、CDによってはクレジットされていないというエピソードがありながらも、全米シングルチャートで、11週連続1という快挙となりました。オール・フォー・ワンは、グラミーとアメリカン・ミュージック・アワードのボーカル・グループと最優秀新人賞を同時受賞し、実力派コーラスグループとして現在も活動を続けています。

◆1月 13日(火)
フリッパーズ・ギター  「カメラ!カメラ!カメラ!」

小山田圭吾と小沢健二のネオ・アコースティック・ユニットとして知られているフリッパーズ・ギター。1987年に、小山田圭吾、小沢健二、井上由紀子、吉田秀作、荒川康伸が「ロリポップ・ソニック」という5人組のバンドを結成し、これが1989年、「フリッパーズ・ギター」に改名。1989年、アルバム『海へ行くつもりじゃなかった』でメジャー・デビューを果たします。全曲英語詩という独自性を打ち出しますが、デビュー直後、井上、吉田、荒川が脱退し、2人組編成となります。セカンドシングル「恋とマシンガン」が、ドラマ「予備校ブギ」の主題歌となり、一躍注目を集め、続いて発表されたセカンドアルバム『カメラ・トーク』は、日本レコード大賞最優秀アルバム・ニュー・アーティスト賞を受賞します。
この曲「カメラ・カメラ・カメラ」は、セカンドアルバム『カメラ・トーク』からのシングルカットで、彼らを代表する1曲となっています。その後は、1991年にモンキーズ主演のカルト・ムービーの名前を付けた3枚目のアルバム『ヘッド博士の世界塔』を発表しますが、突然解散を発表。3年間の活動にピリオドを打ちました。

◆1月 14日(水)
アベレージ・ホワイト・バンド   「レッツ・ゴー・ラウンド・アゲイン」

アラン・ゴーリー、オニー・マッキンタイヤー、マルコム・ダンカン、ヘイミッシュ・スチュワート、ロジャー・ボール、ロビー・マッキントッシュというソウル好きの6人が、1971年、スコットランド、グラスゴーで結成したアベレージ・ホワイト・バンド。 1973年、エリック・クラプトンのコンサートのサポートで、高い評価を得て、アルバム『ショー・ユア・ハンド』でデビューします。そして、ニューヨークで作ったセカンドアルバム『アベレージ・ホワイト・バンド』からシングルカットした「ピック・アップ・ザ・ピーセズ」が、インストゥルメンタルの 楽曲ながら、全米1に輝き、「ホワイト・ファンク」という言葉が生まれます。
この曲「レッツ・ゴー・ラウンド・アゲイン」は、1980年、デビッド・フォスターを プロデューサーに迎えて作られたアルバム『シャイン』からのシングル曲で、 日本をはじめ世界中のディスコを中心にヒットしました。その後、何度かメンバーチェンジが行われますが、音楽性の違いから 1982年解散してしまいます。しかし、1996年に再結成され、現在も活動中で、 3月には来日ツアーも予定されています。

◆1月 15日(木)
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド  「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」

1973年、宇崎竜童を中心に新井武士、和田静男、相原誠で結成された ダウン・タウン・ブギウギ・バンド。シングル「知らず知らずのうちに」でデビューすると ツナギ姿で演奏した3枚目のシングル「スモーキン・ブギ」がヒットし、 注目を集めるようになります。そして、この曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」がオリコン・シングル・チャートで 初めて1位を獲得し、歌詞の中の「あんたあの娘のなんなのさ」という流行語も生み出し、その年の紅白歌合戦へ初出場も果たしました。紅白歌合戦ではそれまでの紅白の中でもっとも安い1人3500円というツナギが話題になりました。
また、この曲の作詞を担当したのが、阿木耀子(あきようこ)で、この曲の大ヒットで作詞家として 知られるようになって、宇崎竜童とともに山口百恵の作品を手掛けるように なりました。その後、ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンドに改名しますが、 1981年に解散。その後、何度か再結成を繰り返し、去年、結成35周年を記念して、 これまでのアルバムが復刻版が発売されました。

◆1月 16日(金)
ジェッツ  「ユー・ゴット・イット・オール」

トンガ出身で、アメリカ・ミネアポリスで活動していたファミリー・グループ、ジェッツ。メンバーは、リロイ、エディ、ユージン、ハイニ、ルディ、キャシー、エリザベス、モアナのウォルフグラム家の8人兄弟。スティービー・ワンダーの敏腕プロデューサーとして知られるドン・パウエルに見出され、1985年、アルバム『キュリオシティ』でデビューします。このデビューアルバムからのセカンドシングル「クラッシュ・オン・ユー」が、全米3位を記録し、一躍人気グループとなります。
この曲「ユー・ゴット・イット・オール」は、同じデビューアルバムからの4枚目のシングル。「ヒム」「エスケイプ」などのヒット曲で知られているルパート・ホームズの楽曲で、「クラッシュ・オン・ユー」と同じく3位を記録。日本では古内東子がカバーするなど、人気の楽曲になっています。その後、1990年にジェッツは解散してしまいますが、97年に再結成。アルバム『ラブ・ウィル・リード・ザ・ウェイ』を発表して話題になりました。

 



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