番組について
ONAIR REPORT
BACK NUMBER
今までの永遠のメロディ
   
PART2 永遠のメロディー
ONAIR REPORT
◆9月25日(月)
エモーションズ 「ベスト・オブ・マイ・ラブ」

エモーションズは、シカゴ出身のハッチンソン姉妹を中心に結成された女性3人組のコーラス・グループ。 デビュー当時の1950年代は、ゴスペル畑で活動していましたが、大ブレイクしたのは、アース・ウィンド&ファイヤーのモーリス・ホワイトをプロデューサーに迎えてからになります。この「ベスト・オブ・マイ・ラブ」も、モーリス・ホワイトが、やはり、アース・ウィンド&ファイヤーのギタリスト、アル・マッケイと共に作った曲で、エモーションズ最大のヒット曲になりました。エモーションズ初の全米bPに輝き、また、100万枚以上のセールス、ミリオンヒットを記録するだけでなく、グラミー賞では、ベスト・R&B・ボーカル・パフォーマンス賞も受賞しました。
その後は、アース・ウィンド&ファイヤーのツアーに参加し、「ブギー・ワンダーランド」で共演を果たすなど、70年代のディスコ・サウンドを代表するコーラス・グループになっています。

◆9月26日(火)
森川由加里 「SHOW ME」

1987年シングル「雨のカルメン」でデビューした森川由加里。彼女のセカンドシングルとしてリリースされたこの曲は、元々、アメリカのガールズ・グループ、“カバー・ガールズ”の曲でしたが、明石家さんま、大竹しのぶが共演したドラマ「男女7人秋物語」の主題歌となり、ドラマのヒットと共に、メガヒットを記録しました。この曲の大ヒットで、日本有線大賞新人賞をはじめ、数々の賞を受賞するなど、その年の話題を独占しました。
今年、デビュー20周年を迎える彼女は、現在、「ザ・ユニット」という3人組を結成し、今もなお精力的に活動しています。

◆9月27日(水)
トーケンズ 「ライオンはねている」

オリジナルは、南アフリカのズール族に古くから歌い継がれてきた民謡で、1950年代にフォーク・グループ、ウィーバースが歌って人気を集めました。このウィーバースの作品を1961年にブルックリン出身の白人グループ、トーケンズがリメイクし、全米bPに輝きます。トーケンズバージョンには、オペラ歌手のアニタ・グリエンが参加、彼女の裏声とトーケンズのコーラスが見事にマッチングし、今なお、名曲として数多くのアーティストにカバーされています。
2003年には、映画『ライオン・キング』でも使用されて、リバイバル・ヒットしました。

◆9月28日(木)
沢田研二 「勝手にしやがれ」

沢田研二は、タイガースのリード・ボーカルとして人気を博し、タイガース解散後、ショーケンとのPYGを経て、1971年「君をのせて」でソロ・デビューしました。その後、「危険なふたり」「追憶」「時の過ぎゆくままに」などが立て続けにヒット・チャートを賑わし、1977年に19枚目のシングルとしてリリースされたのが、この「勝手にしやがれ」でした。
この曲は、この年のレコード大賞に輝くだけでなく、自身2度目となる歌謡大賞や有線大賞など、数々の賞を独占し、歌謡界のスーパースターとして頂点を極めました。また、クリーム色のスリーピースで、歌いながら帽子を投げるパフォーマンスも大いに話題になりました。
なお、ジュリーという愛称は、一般的には女性の名前ですが、沢田研二がジュリー・アンドリュースのファンだったことから、彼女から拝借しているそうです。

◆9月29日(金)
ミスター・ミスター 「キリエ」

アリゾナ出身で高校時代の親友だったリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージが、1978年にペイジズというバンドを結成し、クインシー・ジョーンズやケニー・ロギンス、シーナ・イーストンなどのアルバムに参加し腕を磨き、1984年にパット・マステロットとスティーブ・ファリスを加えて、4人でミスター・ミスターを結成します。
この曲は、ミスター・ミスターが、1986年にリリースしたアルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』からのシングル曲で、彼らにとって2曲目の全米bPになります。この「キリエ」というのは、ギリシャ語で「主よ」という意味で、この曲の中では「キリエ・エレイソン」と歌われ、キリスト教の祈りで「主よあわれみたまえ」という意味になっています。
1987年に3枚目のアルバムをリリースするも、90年代に解散、しかし、彼らの演奏技術は群を抜いていたこともあって、ドラムのパットは、キング・クリムゾンのメンバーとして活動しています。



PAGE TOP

サウンド オブ マイスター トップページ 玉川美沙たまなび INAX JOQR 文化放送 1134kHz 音とイメージの世界 SOUND OF MASTER サウンド オブ マイスター