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◆9月11日(月)
ヤング・ラスカルズ 「グルービン」
フェリックス・キャバリエを中心にニューヨークで結成された4人組ヤング・ラスカルズ。フェリックス・キャバリエが、当時黒人の音楽と言われていたR&Bを好きだったこともあって、1966年のデビューからR&Bのカバー・バンドとして注目される「ブルー・アイド・ソウル・グループ」でした。
しかし、フェリックスは、ビートルズのようにオリジナル作品で、ヒットしたいという思いがありました。そのフェリックスがメンバーのエディに、「街で出会った、きれいな女性に恋心を持った」ことを話したことから、それをエディが曲のイントロになった「グルービン・オンナ・サンデー・アフタヌーン」という歌詞にし、その歌詞を読んだフェリックスがトロピカルな南国風メロディーをつけて出来た曲、それがこの「グルービン」でした。この曲によって彼らは、見事オリジナル曲で全米bPに輝くことができました。
その後ヤング・ラスカルズは、サイケデリック・ロック・バンドとなり、バンド名もラスカルズと変更しますが、1972年に解散してしまいました。
◆9月12日(火)
竹内まりや 「セプテンバー」
1978年、慶応大学に在学中に「戻っておいで、私の時間」でデビュー。竹内まりやは、この「セプテンバー」、次の「不思議なピーチパイ」とヒット曲が続き、アイドル的な人気を得ます。しかし、アイドル的な活動を要求されることと自分のやりたいことのギャップが大きすぎ、1981年に一時休業を宣言し、 翌年、公私共にパートナーとなる山下達郎と結婚しました。
結婚を機に、専業作詞、作曲家として活動を始め、河合奈保子の「けんかをやめて」などのヒット曲を放ちます。それからは、ライブ活動は一切せず、山下達郎のサポートを受けながら、シンガー・ソングライターとして、アルバム『REQUEST』や、『QUIET LIFE』、そしてベストアルバム『IMPRESSIONS』をリリースし、大ヒットを記録します。今月、ニューシングル「返信」をリリースするなど、今なお、日本を代表する女性シンガー・ソングライターとして輝き続けています。
◆9月13日(水)
ケニー・ロギンス 「フット・ルース」
音楽出版社に勤める傍ら作曲家としても活動していたケニー・ロギンス。1972年、ジム・メッシーナとデュオを組んで、ロギンス&メッシーナとしてデビューし、カントリー・ロック調なサウンドで人気を集め「ママはダンスを踊らない」などのヒット曲を飛ばしましたが、1976年ソロアーティストに転向します。
この曲は、ケニー・ロギンスが映画の脚本制作の段階から、深くかかわり、主題歌を担当したことで、映画の内容に見事にはまった主題歌になりました。なお、ケニー・ロギンスは、この曲のヒットの後は、『トップ・ガン』の「デンジャー・デーン」や、『オーバー・ザ・トップ』の「ミート・ミー・ハーフウェイ」など 映画がらみのヒット曲が続いたため、ミスター・サントラと呼ばれています。サントラ歌手としてのアーティストイメージがついてしまいましたが、その後も着実にアルバムを出し続けるなど、現在も精力的に 活動中です。
◆9月14日(木)
長渕 剛 「順子」
長渕剛はヤマハのポプコンで入賞したことをきっかけに、1977年に「雨の嵐山」でデビューします。「順子」は元々、アルバム『逆流』の収録曲で、ファンの熱い要望に応えて、シングルカット。長渕剛は この曲によって、オリコンで初の1位を獲得、一躍トップシンガーとして脚光を浴びることになります。 その後は、「ろくなもんじゃねぇ」「とんぼ」などといったなどミリオンセラーを連発し、日本の音楽シーンに不動の座を獲得します。また、役者としても高い評価を受け、数多くのドラマ、映画に出演していきました。
2004年には、故郷の桜島で単独オールナイトライブを敢行するなど、デビューから30年を迎えようとしていますが、そのパワーは衰えるどころかより一層強くなり、果敢な挑戦をし続けています。
◆9月15日(金)
ロネッツ 「ビー・マイ・ベイビー」
60年代を代表する女性ボーカルグループ、ロネッツ。この曲は、ロネッツの代表曲であるとともに、 40年以上過ぎた今でも歌い継がれている名曲中の名曲です。ロネッツは、ロニー・ベネット、エステル・ベネットの姉妹と、いとこのネドラ・タリーの黒人女性ボーカルの3人組。ニューヨークのアポロシアターで行なわれた素人コンテストで優勝し、ニューヨークの45番街のクラブで歌うようになります。そこで歌っていたところを、プロデューサーとして有名なフィル・スペクターの目に止まり、この曲でデビューし 大ヒットします。この曲は、フィル・スペクターがわざと狭い部屋にオーケストラを入れて録音し、わざとこもったサウンドを作り出すという、これまでの常識をひっくり返したことでも有名です。
その後、フィル・スペクターとロニーは結婚しますが、破局。80年代にエディ・マネーの「テイク・ミー・ ホーム・トゥナイト」のコーラスに参加して、話題をふりまきました。
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