番組について
ONAIR REPORT
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今までの永遠のメロディ
   
PART2 永遠のメロディー
ONAIR REPORT
◆8月14日(月)
サバイバー 「アイ・オブ・ザ・タイガー」

言わずと知れた映画『ロッキー3』の主題歌として大ヒット、1982年に全米bPに輝くだけでなく、
サバイバーは、1982年のグラミー賞で「ベスト・ロック・グループ」にも選ばれました。
「ロッキー」は、ひとりのプロ・ボクサーのサクセス・ストーリーであり、シルベスター・スタローンが脚本を書き、主演し、1977年に3部門でアカデミー賞に輝きました。シリーズも5作まで作られています。
『ロッキー3』は、そのシルベスター・スタローンが監督も兼任した作品でしたが、最強のボクサーの
対決というハードな内容であったことから、ロック・バンドに主題歌を歌ってもらおうと考えていました。
スタローンは当初、クイーンを主題歌の候補に挙げていたのですが、1978年にシカゴで結成された
5人組、サバイバーを紹介され、ヘビーな音に納得し、主題歌のオファーを出しました。
主題歌の依頼を受けたメンバーは、『ロッキー3』の台詞をヒントにこの曲を書き上げ、サバイバーを
代表する1曲になりました。

◆8月15日(火)
松山千春 「季節の中で」

小学生時代に合唱団に入ったことが音楽への目覚めだったと語る松山千春。
高校卒業後、一般企業に就職しながら、並行して音楽活動も行い、「全国フォーク音楽祭」北海道大会に出場しましたが、結果は「落選」。しかし、その時、ラジオのディレクターに見出され、ラジオの音楽
コーナーを持たされ、1977年、シングル「旅立ち」でデビューを果たします。
5枚目のシングルであるこの曲は、グリコアーモンドチョコレートのCMソングとなり、「松山千春」の
名前が一躍全国区となり、オリコンでも自身初となるbPに輝く結果となりました。また、第50回春の
選抜高校野球の行進曲になり、多くの高校球児に愛されました。
その他のヒット曲に「大空と大地の中で」「恋」「長い夜」などがあり、デビュー30周年となった今年5月には、アルバム『現実』を発表するなど、今でも精力的に活動しています。

◆8月16日(水)
テンプテーションズ 「マイ・ガール」

1964年にデビューして以来、40年以上も、アメリカのミュージック・シーンでbPの男性コーラス・グループとして活躍しているテンプテーションズ。もともとは、1950年代から活躍していたプライムズと
ザ・ディスタンツというドゥワップ・グループからの集合体でした。5人それぞれが、リード・シンガーとし歌えるグループとして売り出していたのですが、それが、個性を打ち出す妨げになっており、この曲で
メイン・ボーカルを前面に打ち出したことで、成功を収めることになります。
この曲は、もともと、モータウン・レコードの重役でソングライター兼プロデューサーのスモーキー・ロビンソンがリーダーを務めるグループ、ミラクルズのために書いた曲でした。それをたまたまテンプテーションズのメンバーが耳にして、自分たちに歌わせてほしいと直談判します。最初は拒否されますが、
粘りに粘ってついに自分たちの曲としてレコーディング、全米bPに輝くばかりか、フォーク、リズム&
ブルース、ロックといったジャンルを問わず、数多くのアーティストにカバーされています。また、1991年にはこの曲をもとにマコーレー・カルキン主演の「マイ・ガール」というタイトルの映画も製作され話題になりました。

◆8月17日(木)
チェッカーズ 「ギザギザハートの子守唄」

1980年に九州の久留米市で結成されたチェッカーズは、藤井郁弥、武内亨、高杢禎彦、
大井戸裕二、鶴久政治、徳永義也、藤井尚之の福岡県出身の7人組。
1981年、ヤマハ・ライトミュージック・コンテスト・ジュニア部門で最優秀賞を受賞し、1983年にこの曲でデビュー。デビュー当時メンバー全員が統一された、チェックの柄の衣装を着ていたので、そのチェックの柄から名前をとったと言われていましたが、実は、メンバーがバンド名を決める時に、自分たちがよく聴いていたオールディーズのバンドが「C」で始まって、「S」で終わる名前が多かったことからチェッカーズになったそうです。
この曲はティ−ンから大人たちにまで浸透し、ロング・ラン・ヒットを記録、翌年には「ギザギザハ−トの子守唄」「涙のリクエスト」「哀しくてジェラシ−」の3曲がTVのベストテン番組に同時にランクインするなどブ−ムを巻き起こしました。また、音楽だけでなく、ファッションリーダーとしてヘアスタイルやファッションを真似する人が続出しました。

◆8月18日(金)
リチャード・マークス 「TOO LATE TO SAY GOODBYE」

最近では、グラミー賞で「ソング・オブ・ジ・イヤー」に輝き、「世界で一番美しいメロディを紡ぎ出す男」として、ソングライター、プロデューサーとしての活躍が目立っているリチャード・マークス。彼の芸能界
デビューは、5歳からで、ラジオ局などのジングル歌手として、そのキャリアをスタートさせています。
10代のうちから、その才能を開花させており、バリー・マニロウなどに曲を提供し、ライオネル・リッチーのバック・コーラスを務め、1987年、アルバム「リチャード・マークス」でデビューします。
この曲は、1989年にリリースしたセカンドアルバム『リピート・オフェンダー』からのヒット曲。
リチャード・マークスは、これまでに6枚のアルバムをリリースしていますが、アルバムの総売上は
全世界で2300万枚以上を記録しています。



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