番組について
ONAIR REPORT
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今までの永遠のメロディ
   
PART2 永遠のメロディー
ONAIR REPORT
◆7月24日(月)
ビーチボーイズ 「ココモ」

1961年、ブライアン、デニス、カールのウィルソン3兄弟と従兄弟のマイク・ラブ、そして、ブライアンの高校時代の友人、アル・ジャーディンの5人でロサンゼルスで結成されたビーチ・ボーイズ。1962年、「サーフィン・サファリ」でデビュー、当時、西海岸で「サーフィン」が流行していたことから、「サーフ・ミュージック」をテーマにオリジナル・ソングが作られたのですが、実はメンバーは誰一人としてサーフィンが出来なかったことは、後に明らかにされています。
1966年にアルバム『ペット・サウンズ』をリリースし、そこからシングル曲「グッド・ヴァイブレーション」が全米bPに輝くも、その後、ブライアンがドラッグやアルコールに溺れ、また、デニスが事故死する
など、グループの存在自体が危ぶまれました。
しかし、この曲が、トム・クルーズ主演映画『カクテル』の挿入歌になり、「グッド・ヴァイブレーション」
以来、22年ぶりに全米bPを記録し、復活をアピールしました。

◆7月25日(火)
T.M.ネットワーク 「GET WILD」

1983年5月、キーボードの小室哲哉、ボーカルの宇都宮隆、ギターの木根尚登の3人で結成されたT.M.ネットワークは、その年の8月に開催されたコカ・コーラ「フレッシュ・サウンズ・コンテスト」で、
グランプリを受賞し、「金曜日のライオン」でデビューを果たします。
コンピュータを駆使した画期的なダンス・サウンドで、着実にファンを増やし続け、1987年にリリースした7枚目のシングル「GET WILD」の大ヒットをきっかけに、「レジスタンス」「セヴン・デイズ・ウォー」など多くのヒット曲で、その人気を不動のものにし、コンサートツアーの規模も拡大していきます。
1989年にはメンバーのソロ活動が本格化しますが、90年に再び3人が集まり、「TMN」へとリニューアルして、新プロジェクトがスタートします。その後も、音楽シーンに多大な影響を与えましたが、
デビュー10周年を迎えた1994年、突然「終了」を宣言し10年間の活動に終止符を打ちました。
「終了」後の3人は、プロデューサーやソロ・シンガー、作家として活躍を続けています。

◆7月26日(水)
エディ・コクラン 「サマータイム・ブルース」

バディ・ホリー、ジーン・ビンセントとともにアメリカのロックンロール御三家の一人、エディ・コクラン。
歌手になることを目指していた彼ですが、1955年、カリフォルニア州の楽器店で、ソングライターになることを夢見ていたジェリー・ケイプハートに偶然出会います。2人は好きな音楽について話し合ってるうちに意気投合。以後協力して作品を発表し、1958年にこの「サマータイム・ブルース」が大ヒットします。2人は、約3年間という短い期間でしたが、共同でアメリカ音楽業界に「カモン・エブリバディ」などの印象的なヒット曲を残しました。
70年代以降、エディの影響を受けたロック・アーティストたちは、この「サマータイム・ブルース」を
カバーすることになるのですが、それらはリバイバル・ヒットを成し遂げ、現在もなお、数多くのロック・
アーティストにカバーされる名曲になっています。

◆7月27日(木)
サザンオールスターズ 「勝手にシンドバッド」

デビュー当時のメンバーは、桑田佳祐、原由子、関口和之、野沢秀行、松田弘、大森隆志の6人でした。桑田佳祐が、青山学院大学在学中に組んだバンド「温泉あんまももひきバンド」が幾度かメンバーチェンジをし、改名して「サザンオールスターズ」になり、1977年、イースト・ウエスト・ロックコンサートに出場し、注目を集めました。
そして、翌78年にこの「勝手にシンドバッド」でデビュー。シャレた詞と独特のボーカルで日本中に
サザン旋風を巻き起こしました。このラテンタッチな演奏にのせた桑田佳祐のはちゃめちゃなボーカルが物議をかもし出し、お笑いバンド、色ものバンドというイメージで見られていたのですが、3枚目のシングル「いとしのエリー」で一掃し、名実ともに日本を代表するバンドとして、評価を受けます。以降、
数々の記録と記憶に残る作品を世に送り続け、時代とともに新たなアプローチで常に音楽界をリードする国民的バンドです。
来月9日には、52枚目のシングル「ダーティ・オールド・マン〜さらば夏よ〜」をリリースします。

◆7月28日(金)
ドナ・サマー 「ホット・スタッフ」

ディスコ・クィーンとしてその名を知られているドナ・サマー。意外にも下積み時代は長く、ドイツでミュージカルに出演し、そこで、オーストリア人俳優、ヘルムッド・ゾンマーと結婚。ゾンマーがドイツ語で、夏という意味だったことで、離婚後は、夫の名前を拝借しドナ・サマーという名前で活動を始めます。
そこで、プロデューサーのジョルジオ・モロダーと運命的な出会いを果たし、「愛の誘惑」「恋はマジック」などといった永遠のクラシック・ナンバーを発表しました。その後、リチャード・ハリスのリメイク・ナンバー「マッカーサー・パーク」が全米bPを獲得し、「バッド・ガール」などヒット曲を連発し、世界的な
人気を確実なものにしていきました。
この「ホット・スタッフ」は、ドナがまだ無名だった時に作られた曲で、名声を獲得したドナの強い要求でレコーディングされ、全米bPに輝くのみならず、全世界のディスコ・フロアで掛かりまくりました。



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